パタンナーがデータ活用に関する調査結果を発表、現場とDX推進担当者でデータリテラシーの認識に大きな差
PR TIMES より
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記事の要約
- パタンナーがデータ活用に関する調査結果を公開
- 現場とDX推進担当者でデータ活用の課題認識に差
- DX推進担当者の約6割がデータカタログを検討中
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データ活用における現場とDX推進担当者の課題認識の違い
株式会社パタンナーは、全国の事業部門担当者100名とDX推進担当者100名を対象にデータ活用に関するアンケートを実施し、2024年12月5日に調査結果を発表した。調査結果から、現場担当者はデータの一元管理やデータ化されていない情報の不足といったデータのあり方に課題を感じていることが明らかになっている。[1]
データ活用における課題認識において、現場担当者のリテラシー不足の自覚は10%にとどまる一方で、DX推進担当者の40%が社員のデータ活用リテラシーの不足を課題として挙げており、両者の間で必要と考えるリテラシーレベルに大きな乖離が存在している。データカタログに関しては、DX推進担当者の31.1%が既に使用しており、30%が導入を検討中であることが判明した。
調査ではデータ活用の課題を解決するための取り組みについても調査が行われており、DX推進担当者の50%が「データ管理ツールの導入」を最も重要な施策として回答している。続いて「組織全体でのデータ統合基盤の強化」が39%、「データガバナンスやセキュリティ体制の強化」が38%となっており、データ基盤の整備が重要視されている。
データ活用に関する課題まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
現場の主な課題認識 | データの一元管理不足、必要情報のデータ化不足 |
DX推進担当者の主な課題認識 | データ分析スキル不足、リテラシー不足 |
データカタログの使用状況 | 使用中31.1%、検討中30% |
データ管理方法 | クラウド管理67%、データウェアハウス45%、手動管理35% |
必要な取り組み | データ管理ツール導入50%、データ統合基盤強化39%、ガバナンス強化38% |
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データリテラシーについて
データリテラシーとは、データを適切に理解、解釈し、効果的に活用する能力のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- データの収集・整理・分析・解釈の基本的なスキル
- データに基づく意思決定と問題解決能力
- 統計的思考とデータの可視化能力
パタンナーの調査結果では、現場担当者の10%しかデータリテラシー不足を自覚していない一方で、DX推進担当者の40%が社員のデータリテラシー不足を課題として認識している。データカタログの導入や組織全体でのデータ統合基盤の強化を通じて、データリテラシーの向上と効果的なデータ活用の実現が期待されている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【市場調査レポート】パタンナー、「データ活用に関するレポート2024」を発表 | 株式会社パタンナーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000105601.html, (参照 24-12-06).
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