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セイコーソリューションズが新型NTPクロックを発表、コストパフォーマンスと軽量化を実現した無線LANモデルNCA-3012が2025年1月から販売開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • セイコーソリューションズが新型NTPクロックを発表
  • 無線LANモデルNCA-3012の特徴はコスト削減と軽量化
  • 2025年1月から販売開始予定

セイコーソリューションズが発表した新型NTPクロックの詳細

セイコーソリューションズは施設内の時計をシステム時刻と同期させるネットワーク型時計NTPクロックの無線LANモデルとして新製品NCA-3012を2024年12月5日に発表した。既存の無線LAN環境を活用でき配線工事が不要なため手軽に導入できる特徴を持つ無線LANモデルのラインアップに新たに加わることになった。[1]

NTPクロックは2019年2月の製品発売以降に病院や学校、工場、オフィスなど2,000社以上の施設での導入実績を持つ製品である。NCA-3012はスタイリッシュでシンプルなデザインでありながら視認性にも優れており、単三電池3本で約1年間動作する省電力設計を実現している。

NTPクロックは施設内のネットワークを介して時刻情報を受信するため、標準電波が届きにくい建物内や地下でも正確な時刻を表示することが可能だ。病院での医療処置や工場での生産管理など、正確な時刻管理が求められる場面で業務の効率化や安全管理の向上に貢献すると期待されている。

NTPクロック NCA-3012の仕様まとめ

項目 詳細
型番 NCA-3012
精度 ±20秒/月(非同期時)
同期方法 NTP(同期間隔6時間~1週間)
無線LAN IEEE802.11 b/g/n(2.4G)
セキュリティ WPA2-PSK(AES)またはWPA2-EAP(AES)
外形寸法 Φ335 x 47 (D) mm
NTPクロックの詳細についてはこちら

NTPについて

NTPとは、Network Time Protocolの略称で、コンピュータシステム間で時刻を同期させるためのネットワークプロトコルのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ミリ秒単位での高精度な時刻同期が可能
  • インターネットの標準プロトコルとして広く採用
  • 階層構造による信頼性の高い時刻配信システム

NTPはネットワークを介して時刻情報を送受信することで、複数の機器間で正確な時刻同期を実現するプロトコルである。セイコーソリューションズのNTPクロックでは、この技術を活用することで標準電波が届きにくい環境でも正確な時刻表示を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ セイコーソリューションズ株式会社. 「セイコーのネットワーク型時計「NTPクロック」無線LANモデルに新製品登場 | セイコーソリューションズ株式会社」. https://www.seiko-sol.co.jp/archives/86122/, (参照 24-12-06).

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