荏原製作所がベライゾンのMSIEMを導入、グローバルでのサイバーセキュリティ監視体制を24時間365日で強化
PR TIMES より
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記事の要約
- ベライゾンのMSIEMを荏原製作所が導入決定
- グローバルなサイバーセキュリティ監視体制を強化
- 24時間365日のアナリスト監視サービスを実現
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ベライゾンのMSIEMを荏原製作所が採用し監視体制を強化
ベライゾンジャパン合同会社は、荏原製作所とそのグループ会社がManaged Security Incident and Event Management(MSIEM)を採用したことを2024年12月5日に発表した。MSIEMは既存のサイバーセキュリティ体制を強化するイベント監視サービスであり、ベライゾンのセキュリティ機能と顧客企業内部のSIEMソリューションを統合するカスタムの運用モデルを提供するものだ。[1]
荏原製作所のグローバルCSIRTチームは、Verizon Threat Research Advisory Centerから毎日送られてくる脅威インテリジェンス情報を活用することが可能になった。ベライゾンのセキュリティ・エンジニアとアナリストによる24時間365日体制での監視サービスにより、グローバルなリモート環境の保護が強化されるだろう。
現代のセキュリティ環境では、調査対象となった30,000件以上のセキュリティインシデントのうち、侵入の15%にサードパーティが関与している。荏原製作所にとってMSIEMの導入は、ゼロトラスト・セキュリティのフレームワークを採用したクラウド中心のインフラストラクチャ・アーキテクチャを確立する重要なマイルストーンとなる。
荏原製作所のMSIEM導入による効果まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
導入サービス | Verizon Managed Security Incident and Event Management(MSIEM) |
監視体制 | 24時間365日のグローバル監視 |
対象範囲 | 荏原製作所および全グループ会社(117社) |
従業員数 | 19,629名(2023年12月末時点) |
主要機能 | セキュリティアラート監視、インシデント分析、脅威インテリジェンス情報提供 |
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SIEMについて
SIEMは「Security Information and Event Management」の略称で、セキュリティ情報とイベント管理を統合的に行うシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ネットワーク全体のセキュリティイベントをリアルタイムで収集・分析
- 脅威の早期検知と迅速な対応を実現
- セキュリティログの一元管理と相関分析が可能
荏原製作所のケースでは、ベライゾンのMSIEMによって社内のSIEMソリューションとベライゾンのセキュリティ機能が統合され、より高度な監視体制が実現される。グローバルに展開する製造業にとって、統合的なセキュリティ管理は事業継続性の確保に不可欠な要素となっている。
MSIEMによるセキュリティ強化に関する考察
グローバルに事業を展開する製造業にとって、統合的なセキュリティ管理の重要性は年々高まっている。特にサードパーティ経由の侵入が15%を占める現状において、MSIEMによる24時間365日の監視体制は、セキュリティリスクの低減に大きく貢献するだろう。
今後の課題として、グローバルに分散した拠点間でのセキュリティポリシーの統一や、各地域特有の法規制への対応が挙げられる。MSIEMの導入により統合的な監視体制は整ったものの、各拠点での運用ルールの標準化や、インシデント発生時の対応フローの確立が必要となるはずだ。
将来的には、AIを活用した脅威検知の高度化やクラウドネイティブな環境への対応強化が期待される。特にゼロトラストアーキテクチャの実現に向けて、MSIEMの機能拡張や新たなセキュリティツールとの連携が重要になってくるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ベライゾンのMSIEM(Managed Security Incident and Event Management)を荏原製作所が導入 | ベライゾンジャパン合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000112691.html, (参照 24-12-06).
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