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ライカジオシステムズがLeica GS18 T LTEを発表、傾斜補正機能付きGNSSスマートアンテナで測量作業の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ライカジオシステムズがLeica GS18 T LTEを発表、傾斜補正機能付きGNSSスマートアンテナで測量作業の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • ライカジオシステムズがGS18 T LTEを発表
  • 傾斜補正機能付きGNSSスマートアンテナを開発
  • SIMカードとWiFiによるネットワーク型RTK測量に対応

傾斜補正機能付きGNSSスマートアンテナLeica GS18 T LTEの特徴と機能

ライカジオシステムズ株式会社は2024年12月6日、傾斜補正機能を搭載したGNSSスマートアンテナ、Leica GS18 T LTEを発表した。このGS18 T LTEは従来のLeica GS18 Tから無線機能を除き、SIMカードやWiFiを用いたインターネット通信によるネットワーク型RTK測量に対応しており、測量やマッピングから建設やユーティリティの杭打ちまで、幅広い用途での使用が可能となっている。[1]

GS18 T LTEは最大30度までの傾き補正機能を搭載しており、測量ポールが完全に垂直でない状態でも正確な測定が可能となっている。Leica Captivateフィールドソフトウェアとの互換性を持ち、ライカジオシステムズのトータルステーションと組み合わせることで、効率的なスマートポールとしての運用も実現できるようになった。

GS18 T LTEは4G/LTE SIM、WLAN、Bluetooth、内蔵メモリーを搭載し、NMEA最大10Hzメッセージ出力に対応している。基地局またはRTKローバーとして使用可能で、単一の基地局またはライカジオシステムズSmartNetのようなRTKネットワークでの運用が可能となっており、高度な測量システムとしての活用が期待できる。

Leica GS18 T LTEの主な仕様まとめ

項目 詳細
通信機能 4G/LTE SIM、WLAN、Bluetooth対応
傾斜補正 最大30度まで対応
出力 NMEAメッセージ(最大10Hz)
使用形態 基地局またはRTKローバー
対応ソフトウェア Leica Captivateフィールドソフトウェア
主な用途 測量、マッピング、建設、ユーティリティの杭打ち
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RTK測量について

RTK測量とは、Real Time Kinematicの略称で、GPSなどの衛星測位システムを用いたリアルタイム測位技術のことを指す。以下のような特徴を持っている。

  • 基準局からの補正データをリアルタイムで受信
  • センチメートル級の高精度な位置測定が可能
  • 移動しながらの連続的な測位にも対応

RTK測量では、基準局と移動局の2台のGNSS受信機を使用し、基準局から補正データを移動局にリアルタイムで送信することで高精度な測位を実現する。GS18 T LTEではSIMカードやWiFiを利用してこの補正データを受信することができ、従来の無線通信方式と比較してより柔軟な運用が可能となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ライカ ジオシステムズ、ハイエンドクラスで傾き補正機能付きGNSSスマートアンテナLeica GS18 T LTEを発表 | ライカ ジオシステムズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000006745.html, (参照 24-12-06).

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