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HARDWARE

公開：2024-12-06

長尾製作所がVESA規格対応スピーカースタンドを発売、モニターとの一体化でデスク環境の改善に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 長尾製作所がVESA規格対応のスピーカースタンドを発売
• モニター背面のVESA規格穴を利用して設置可能
• 価格はいずれも8,900円で白色仕様

長尾製作所のVESA規格対応モニタースピーカースタンドの詳細

長尾製作所は、モニター背面のVESA規格穴を利用してサウンドバーやスピーカーをモニターと一体化できるスタンド「NB-SNDB-VESA-WH」「NB-SPKR-VESA-WH」を発売した。両製品は白いデスクやモニターに溶け込むホワイトモデルとして工場直販限定で提供され、価格はいずれも8,900円となっている。^[1]

NB-SNDB-VESA-WHはモニターの上下にサウンドバーを設置可能で、VESA規格100mm/75mmに対応しており、12.5mmピッチでの高さ調整機能を備えている。スタンド部分は最大155mmまでスライド調整が可能で、滑り止め用クッションシートを装備することで安定した設置を実現している。

NB-SPKR-VESA-WHはモニターの左右にスピーカーを設置できる製品で、VESA規格200mm/100mm/75mmに対応している。スタンド設置角度は正面配置または約25度の斜め配置が選択可能で、モニター幅800mmまで対応し、斜め配置時は750mmまでの設置に対応している。

モニタースピーカースタンドの仕様まとめ

VESA規格について

VESA規格とは、Video Electronics Standards Associationによって策定された映像機器の取り付け規格のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• モニターやディスプレイの取り付け穴の規格を標準化
• 75mm×75mmや100mm×100mmなど複数の規格サイズが存在
• 壁掛けやモニターアームなど様々な取り付け方式に対応

長尾製作所のVESA規格対応スタンドは、モニター背面のVESA規格穴を活用することで安定した取り付けを実現している。スペーサーを付属することでくぼんだVESA規格穴にも対応し、最大12mmまでの深さに対応することが可能となっている。

VESA規格対応スタンドに関する考察

長尾製作所のVESA規格対応スタンドは、デスク周りの省スペース化とスピーカー配置の最適化という二つの課題を同時に解決する製品として評価できる。特にホワイトモデルの採用により、近年のデスク環境のトレンドである白を基調としたデザインとの調和を図ることが可能になっている。

今後の課題として、モニターの大型化や高解像度化に伴うスピーカーの大型化への対応が挙げられる。より大型のスピーカーに対応するためには、スタンドの耐荷重性能の向上やサイズバリエーションの拡充が必要になるだろう。

将来的には、ケーブルマネジメント機能の追加やスピーカーメーカーとのコラボレーションモデルの展開も期待される。デスクスペースの有効活用とオーディオ環境の向上を両立させる製品として、さらなる進化が見込まれる。

参考サイト

1. ^ 有限会社長尾製作所. 「長尾製作所 NB-SNDB-VESA-WH」. http://www.nagao-ss.co.jp/nb-sndb-vesa-wh.html, (参照 24-12-06).

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