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サンワサプライがGaN採用の67W USB PD対応電源タップ700-TAP080を発売、3口コンセントと電力表示機能で利便性向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • サンワサプライが新型電源タップを発売
  • GaN採用で発熱を抑えた高出力タイプ
  • USB PD規格対応で最大67W出力が可能

サンワサプライのGaN採用USB PD対応電源タップ700-TAP080の特徴

サンワサプライは、GaN(窒化ガリウム)を採用した3口電源タップ「700-TAP080」を2024年12月5日に発売した。この電源タップはUSB PD3.0規格に対応しており、最大67Wまでの高出力給電が可能で、発熱を抑えた設計となっている。[1]

前面にはUSB Type-Cポートを3基搭載し、接続した機器の消費電力をディスプレイで確認できる機能を備えている。本体左右側面および上部には合計3基のACコンセントを配置し、多くのデバイスを同時に充電することが可能となっている。

コード長は2mで、定格容量は合計1,250Wまでとなっており、本体サイズは約62.5×62.5×49mmとコンパクトな設計を実現している。PSE適合規格を取得しており、安全性も確保されているため、安心して使用することができる。

700-TAP080の仕様まとめ

項目 詳細
サイズ 約W6.25×D6.25×H4.9cm
重量 約332g
定格容量 10A・125V、合計1250Wまで
USB出力 最大67W(PD3.0)
コード長 2m
保証期間 購入日より6ヶ月

GaNについて

GaNとは窒化ガリウム(Gallium Nitride)の略称で、次世代のパワー半導体材料として注目されている化合物半導体のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 従来のシリコンと比べて高効率な電力変換が可能
  • 高温での動作に優れ、放熱性能が高い
  • 小型化・軽量化に貢献する優れた特性

700-TAP080に採用されているGaN技術により、従来のシリコン半導体を使用した製品と比較して大幅な小型化と発熱抑制を実現している。USB PD規格での高出力充電時でも効率的な電力供給が可能となり、安定した充電性能を提供することができる。

700-TAP080に関する考察

GaN採用による小型化と発熱抑制は、限られたデスク空間での使用において大きなメリットをもたらすことが期待できる。特にノートPCやスマートフォンなど複数のデバイスを同時に充電する必要がある環境では、この電源タップの高出力性能が効果を発揮するだろう。

一方で、価格が8,580円と従来の電源タップと比較してやや高価な点が課題となる可能性がある。しかし、GaN採用による省スペース性や高効率な電力供給を考慮すると、デジタルデバイスを多用するユーザーにとっては十分な投資価値があるだろう。

今後は同様のGaN採用製品の普及により価格競争が進み、より手頃な価格帯での提供が期待される。さらなる小型化や出力の向上など、技術革新による新たな価値提供にも注目が集まるところだ。

参考サイト

  1. ^ サンワダイレクト本店. 「電源タップ USB Type-C PD 65W GaN コンセント3口 電力表示対応 ケーブル長2m 700-TAP080 | 通販ならサンワダイレクト」. https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/700-TAP080, (参照 24-12-06).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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