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公開：2024-12-09

メルコインが暗号資産つみたて機能を拡充、メルペイ残高からの自動引き落としで定期購入が簡単に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• メルコインが暗号資産つみたて機能を機能拡充
• メルペイ残高からの自動引き落としに対応
• ビットコイン・イーサリアムの定期購入が容易に

メルコインの暗号資産つみたて機能における自動引き落とし対応について

メルコインは暗号資産取引サービスの利便性向上を目指し、2024年12月6日よりメルペイ残高からの自動引き落としによる暗号資産の定期購入機能の提供を開始した。従来は取引口座残高が不足している場合に指定の銀行口座からのチャージが標準仕様となっており、メルペイ残高を使用するためには事前のチャージ作業が必要だったのである。^[1]

今回の機能アップデートにより、メルペイ残高から暗号資産取引口座への自動引き落としによるチャージが可能となり、ユーザーによる事前のチャージ作業が不要になった。取引口座残高およびメルペイ残高が共に不足している場合は、従来通り設定済みの銀行口座から自動引き落としでチャージが行われることになる。

メルコインは2023年3月より暗号資産取引サービスを提供しており、メルカリアプリ内で売上金やポイントを使って暗号資産に替えられる仕組みを構築してきた。暗号資産取引口座の保有には審査が必要であり、18歳未満の方や75歳以上の方、日本国外在住者は利用できないという制限が設けられている。

暗号資産つみたて機能のアップデート詳細

暗号資産つみたて機能について

暗号資産つみたて機能とは、メルカリアプリ内で定期的に暗号資産を購入できる機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• メルカリアプリ内での簡単な操作で購入可能
• メルペイ残高や銀行口座からの自動引き落とし対応
• ビットコインとイーサリアムの2種類に対応

メルコインの暗号資産取引サービスは、メルカリの売上金やポイントを活用した資産形成の選択肢を提供している。日本全体での暗号資産口座数が1,100万を突破する中、メルカリユーザーにとってより身近な投資手段として位置づけられているのだ。

暗号資産つみたて機能の自動引き落とし対応に関する考察

メルペイ残高からの自動引き落とし機能の追加により、ユーザーは事前のチャージ作業なしで暗号資産の定期購入が可能になり、利便性が大幅に向上している。特にメルカリで不要品を売って得た売上金を直接暗号資産投資に回せるようになったことで、新たな資産運用の選択肢が広がることが期待できるだろう。

今後の課題として、暗号資産価格の変動リスクに対する適切な情報提供や、投資初心者向けの教育コンテンツの充実が必要になってくるはずだ。メルコインには、ユーザーの投資リテラシー向上をサポートする取り組みも並行して進めていくことが求められている。

将来的には、他の暗号資産への対応拡大や、より細かな購入設定オプションの追加なども検討の余地があるだろう。メルカリのエコシステム内で、より多様な資産運用ニーズに応えられるサービスへと発展することが期待される。

参考サイト

1. ^ 株式会社メルコイン. 「メルコイン、「暗号資産つみたて機能」におけるメルペイ残高からの自動引き落としが可能に | 株式会社メルコイン」. https://about.mercoin.com/news/20241206mptsumitate/, (参照 24-12-09).

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