ソフトウェア

SOFTWARE

公開：2024-12-11

MediaMonkey for Windows 2024が約3年ぶりのメジャーアップデート、再生スピード制御やCUEシート対応など500以上の改善を実施

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• MediaMonkey for Windows 2024が約3年ぶりにメジャーバージョンアップ
• バージョンナンバリングが2024形式に変更
• 500以上の修正と機能改善を実施

MediaMonkey for Windows 2024が大規模アップデートを実施

加Ventis Mediaは高機能なオールインワン型メディアプレイヤー「MediaMonkey for Windows 2024」を12月5日（現地時間）にリリースした。2021年12月以来となる約3年ぶりのメジャーバージョンアップでは、バージョンナンバリングが2024形式へと変更され、500以上の修正と機能改善が実施されている。^[1]

新バージョンでは再生スピードやピッチのコントロール機能が新たに追加され、CDなどで曲順や配置などが記述されるCUEシートとWebP画像のサポートも開始された。同期オプションではアートワークのリサイズやフォースリシンクなども新たに搭載され、ギャップレス再生やキャスティング時のレベリング機能も追加されている。

今回のアップデートではTractor DJとの統合のためのデータエクスポートやiOS 18のサポートも実施され、検索やシャッフル、スキニング、バックアップと復元など複数の機能も改善された。最近リリースされたAndroid版MediaMonkey 2.0.2との同期機能も強化され、Windows版とAndroid版の連携がより円滑になった。

MediaMonkey for Windows 2024の新機能まとめ

CUEシートについて

CUEシートとは、音楽CDやデジタル音源において、曲の順序や時間情報、メタデータなどを記述するテキストファイルのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• トラックの開始時間や長さを正確に指定可能
• アルバム情報やアーティスト情報などのメタデータを管理
• 一つの大きな音声ファイルを複数の曲に分割して管理

MediaMonkey for Windows 2024でCUEシートがサポートされたことにより、ユーザーは音楽ライブラリの整理や管理がより効率的に行えるようになった。CDリッピング時の曲順やメタデータの正確な保持が可能となり、音楽コレクションの品質向上に大きく貢献するだろう。

MediaMonkey for Windows 2024のアップデートに関する考察

MediaMonkey for Windows 2024では再生スピードやピッチのコントロール機能が追加されたことで、音楽制作やDJプレイなどのプロフェッショナルな用途にも対応できる機能性が向上している。ギャップレス再生やレベリング機能の追加により、ユーザーは途切れのない滑らかな音楽再生を楽しめるようになったのだ。

今後はクラウドストレージとの連携強化やAIを活用した楽曲分析機能の追加など、さらなる機能拡張が期待される。MediaMonkeyがWebベースのストリーミングサービスとの統合を進めることで、ローカルライブラリとオンラインコンテンツを横断的に管理できるプラットフォームへと進化する可能性も高いだろう。

また、Android版との同期機能が強化されたことでマルチデバイス展開の基盤が整った。クロスプラットフォーム対応のさらなる拡充により、iOS版の機能向上やWeb版の開発なども視野に入れられるのではないだろうか。

参考サイト

1. ^ MediaMonkey. 「Current version of MediaMonkey: 2024.0.0.3082 (4.1.31.1919) - Page 5 - MediaMonkey forum」. https://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?p=523698#p523698, (参照 24-12-11).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ソフトウェア」に関するコラム一覧「ソフトウェア」に関するニュース一覧