ワイモバイルがシンプル2 Mのデータ容量を30GBに増量、2025年1月から先行キャンペーンも実施へ

text: XEXEQ編集部
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記事の要約

ソフトバンクは2024年12月12日、ワイモバイルの料金プラン「シンプル2 M」のデータ容量を現行の20GBから30GBに増量することを発表した。月額料金は据え置きとし、既存ユーザーも増量の対象となることで大幅な利便性向上が期待される変更となっている。^[1]

新しいデータ容量への改定は来春以降を予定しているが、2025年1月1日から改定時期までの期間は先行キャンペーンとしてデータ容量の増量を実施することを決定した。PayPayカード割とおうち割光セット（A）を適用することで月額1,980円から利用可能となる見込みだ。

同時にシンプル2 Lについても、データ容量を30GBから35GBに増量することを決定した。さらに10分以内の国内通話が無料となる通話オプション「だれとでも定額＋」を追加料金なしで利用できるようになり、ユーザー向けのサービス拡充を進めている。

データ増量キャンペーンとは、携帯電話やスマートフォンの通信サービスにおいて、一定期間データ通信容量を拡大するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

ワイモバイルのデータ増量キャンペーンでは、シンプル2 MとLの両プランで実施される。2025年1月1日から改定時期までの期間、シンプル2 Mは10GB、シンプル2 Lは5GBの増量が可能となり、通常速度に戻す手続きが必要となるが追加料金は発生しない仕組みとなっている。

ワイモバイルが実施するデータ容量の増量は、モバイル市場における競争激化を反映した戦略的な動きとして評価できる。特に月額料金を据え置きながらデータ容量を大幅に拡大する施策は、既存ユーザーの満足度向上とともに新規ユーザーの獲得にも寄与する可能性が高いだろう。

一方で、ネットワーク利用の公平性確保のため、データ容量超過時の通信速度制御が段階的に実施される点には注意が必要となる。しかし、来春以降に予定されている改定では、通信速度制御の基準も変更される予定であり、ユーザーにとってより使いやすいサービスになることが期待される。

PayPayカード割引やおうち割との組み合わせによって、より手頃な料金でサービスを利用できる点も魅力的な要素となっている。今後は他社の動向も踏まえながら、さらなるサービス改善や新機能の追加など、競争力を高める取り組みが求められるだろう。

^ SoftBank. 「“ワイモバイル”の「シンプル2 M」のデータ容量を月額料金はそのままで20GBから30GBに増量～「PayPayカード割」と「おうち割光セット（A）」の適用で、30GBを月額1980円（税込み2178円）で利用可能～ | 企業・IR | ソフトバンク」. https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2024/20241212_01/, (参照 24-12-17).

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