元素騎士オンラインが長期運営に向けてROND鉱石NFTシステムを導入、暗号通貨RONDへの換金が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Metap Inc.は、メタバース型ブロックチェーンゲーム「元素騎士オンライン」に新たなEKOシステムを2024年12月19日に導入する。元素騎士オンラインはサービス開始から2周年を迎え、長期運営を見据えた大型アップデートの一環としてROND鉱石NFTの新システムが実装されることになった。^[1]

新システムで導入されるROND鉱石は、元素騎士オンライン内で入手可能なNFTアイテムとして実装される。GENSOマーケットプレイスでウォレット接続を行い、メニュー内のROND変換機能を利用することで、ROND鉱石をRONDという暗号通貨へ換金することが可能だ。

元素騎士オンラインは2012年に台湾で「Game of the year金賞」を受賞し、累計800万ダウンロードを突破した人気タイトルのNFT版として展開されている。プレイヤーはゲーム内で入手したアイテムをNFTとしてウォレットに保存し、NFTをゲーム内で使用することができるようになっている。

NFTとは「Non-Fungible Token（非代替性トークン）」の略称で、ブロックチェーン上で発行されるデジタルデータの所有権を証明する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

元素騎士オンラインでは、ゲーム内アイテムをNFTとして発行することで、プレイヤーが真の所有権を持つことができる仕組みを実現している。ROND鉱石NFTは、暗号通貨RONDへの換金が可能な新しい価値を持つNFTとして、ゲーム内経済の活性化に貢献することが期待される。

ROND鉱石NFTシステムの導入は、ゲーム内アイテムの価値をより具体的な形で示すことができるという点で画期的な取り組みである。プレイヤーはゲーム内での活動によってROND鉱石を入手し、それを暗号通貨に換金できることで、プレイ時間や努力が実際の価値として還元されることになるだろう。

一方で、暗号通貨の価格変動リスクや、NFTの流通量によるゲーム内経済への影響など、新たな課題も予想される。ゲームバランスの維持とNFT価値の安定性を両立させるためには、ROND鉱石の入手難易度や換金レートの適切な調整が必要になってくるはずだ。

今後は、NFTを活用したコミュニティ形成や、他のブロックチェーンゲームとの連携など、新たな展開も期待される。元素騎士オンラインがNFTゲームの先駆者として、持続可能な経済圏を構築できるか注目が集まるところである。

^ PR TIMES. 「元素騎士オンライン新たなECOシステムの導入を実施 | Metap Inc.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000114166.html, (参照 24-12-22).
Meta. https://about.meta.com/ja/

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