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公開：2024-12-20

グランフロント大阪でpalanARがアートAR体験を提供、QRコードで簡単アクセスと2種類の体験を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• palanARがUMEDA MEETS HEART2024のARコンテンツを提供
• 平日と休日で異なる2種類のアートAR体験を実装
• 山代エンナ氏の書き下ろしアート作品とARを連動

株式会社palanのnoコードARサービスがイベントで採用

株式会社palanは、ノーコードWebAR作成サービス「palanAR」がグランフロント大阪うめきた広場で開催中の「UMEDA MEETS HEART2024」に採用されたことを2024年12月19日に発表した。2024年12月7日から12月25日までの期間限定で、イベント専用のオリジナルアートと連動したARコンテンツを提供している。^[1]

株式会社カクタスからの依頼により、palanARを用いて2つのARコンテンツを開発した。アプリのインストールが不要でQRコードを読み取るだけで利用可能なARコンテンツは、山代エンナ氏が書き下ろしたアート作品と連動しており、平日と休日で異なる体験を提供するものだ。

平日は室内が巨大なART水槽に変化するARを体験でき、休日限定では建物内でアートに包まれるようなARを体験できる仕組みとなっている。QRコードの読み取りから写真撮影、SNSでのシェアまで、一連の体験をシームレスに行える設計になっているのが特徴だ。

UMEDA MEETS HEART2024のARコンテンツまとめ

WebARについて

WebARとは、アプリのインストールが不要でWebブラウザ上でAR体験を実現する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 専用アプリのダウンロードが不要で手軽に利用可能
• 企業のプロモーションや販促活動に適している
• 観光やエンターテインメント分野での活用が増加

palanARはWebARを活用したサービスとして2019年のサービス開始以来、40,000以上のARコンテンツ制作実績を持つ。イベントやプロモーション、教育現場など幅広い分野で採用されており、プログラミング知識がなくても直感的な操作でARコンテンツを作成できる点が特徴だ。

UMEDA MEETS HEART2024のARコンテンツに関する考察

palanARを活用したARコンテンツの提供は、イベント体験の新しい可能性を示している。QRコードを介したアクセスの簡便さと、アーティストの作品をデジタルで拡張する演出は、従来の展示の枠を超えた体験を創出することに成功している。

今後の課題として、スマートフォンの機種やOS、ネットワーク環境による体験品質の差異が挙げられる。これらの技術的な制約に対しては、最適化されたコンテンツ配信や、オフライン時のフォールバック機能の実装などが解決策として考えられるだろう。

将来的には、複数ユーザーによる同時体験や、音声や触覚フィードバックとの連携など、より豊かなインタラクションの実現が期待される。パブリックアートとデジタル技術の融合は、新しい都市体験の創造につながる可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「グランフロント大阪でアートの世界を体感！「UMEDA MEETS HEART2024」のアートARにノーコードAR作成サービス「palanAR（パラナル）」が採用されました。 | 株式会社palanのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000028239.html, (参照 24-12-20).

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