公開:

サイトロンジャパンがAskar SQA106鏡筒の予約受付を開始、中判カメラ対応の高性能天体望遠鏡が2025年2月に発売

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

サイトロンジャパンがAskar SQA106鏡筒の予約受付を開始、中判カメラ対応の高性能天体望遠鏡が2025年2月に発売

PR TIMES より


記事の要約

  • Askar SQA106鏡筒の予約受付開始
  • 中判カメラ対応の高性能5枚玉SDペッツバールアストログラフ
  • 2025年2月中旬発売予定で税込74万円前後

Askar SQA106鏡筒の性能と特徴

株式会社サイトロンジャパンは、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社のAskarブランドの新製品「SQA106鏡筒」の予約受付を2024年12月20日より開始した。対物レンズ口径106mmの5群5枚レンズ構成で2枚のSD(超特殊低分散)レンズを採用したペッツバールデザインの光学系が新製品の大きな特徴となっている。[1]

SQA106鏡筒は焦点距離509mmで口径比F4.8を実現し、中判カメラのイメージサークルφ55mmに対応する高性能な天体望遠鏡となっている。イメージサークル55mmの最周辺でも2.1μmという驚異的な結像性能を備え、周辺光量もφ55mm周辺で約75%を確保することで高品質な天体写真撮影を実現するだろう。

SQA106鏡筒は鏡筒バックフォーカスが48mmから78mmまでをサポートし、様々なカメラやフィルターに柔軟に対応できる光学設計となっている。接眼部後端のM78アダプターには3種類のアダプターが付属し、光路長を変えることなく多様な機材との接続が可能だ。

Askar SQA106鏡筒の仕様まとめ

項目 詳細
口径 106mm
焦点距離 509mm
光学系 5群5枚(SDレンズ2枚使用)
全長 約516mm(フード収納時)/約586mm(フード展開時)
質量 約8.12kg(バンド・プレート込み)
価格 税込74万円前後
サイトロンジャパンの詳細はこちら

ペッツバールデザインについて

ペッツバールデザインとは、天体撮影用の光学系として開発された特殊なレンズ設計のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 球面収差と色収差を効果的に補正可能
  • 広い視野で優れた結像性能を実現
  • 周辺光量の確保に優れた光学設計

Askar SQA106鏡筒では、このペッツバールデザインに2枚のSD(超特殊低分散)レンズを組み合わせることで、高い結像性能を実現している。中心から周辺部まで均一な画質を確保することで、広視野での天体撮影において優れた性能を発揮することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「口径106mm中判カメラ対応高性能5枚玉SDペッツバールアストログラフ、Askar「SQA106鏡筒」予約受付開始 | 株式会社サイトロンジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000300.000007828.html, (参照 24-12-22).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ハードウェア」に関するコラム一覧「ハードウェア」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
ハードウェアに関する人気タグ
ハードウェアに関するカテゴリ

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。