ヴィスコが超高速データ転送カメラVT Digital Xを発売、現行機の8倍となる高速化を実現し検査効率が向上
PR TIMES より
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記事の要約
- ヴィスコがVT Digital Xを発売開始
- データ転送速度が現行機の最大8倍に向上
- 3サイズ4種類のラインナップで展開
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ヴィスコの超高速データ転送カメラVT Digital X
画像処理検査装置メーカーのヴィスコ・テクノロジーズ株式会社は、高速データ転送カメラVT Digitalシリーズの超高速モデルVT Digital Xを2024年12月24日に発売した。VT Digital Xは6500万画素の場合には14ms(71fps)の速度で画像を検査装置に転送することが可能であり、従来のVT Digitalの111ms(9fps)と比較して約8倍の高速化を実現している。[1]
VT Digital Xのカメラボディサイズは80×80×92、60×60×38、29×29×39.5の3サイズで展開され、画素数は6500万画素、2460万画素、1240万画素、510万画素の4種類がラインナップされている。510万画素の画像では秒間207フレームの転送が可能であり、生産現場の検査効率が大幅に向上することが期待できる。
VT Digital Xは1台のカメラに4本のケーブルを接続して行うQuad modeを搭載しており、接続したケーブルの本数によって転送速度が2倍、4倍と向上する仕組みを採用している。ケーブル長は最大20メートルまで対応しており、大規模な生産ラインでもカメラの設置場所の自由度が高いのが特徴だ。
VT Digital Xの製品仕様まとめ
6500万画素 | 2460万画素 | 1240万画素 | 510万画素 | |
---|---|---|---|---|
転送速度 | 14ms(71fps) | データなし | データなし | 4.8ms(207fps) |
ボディサイズ | 80×80×92 | 60×60×38 | 29×29×39.5 | 29×29×39.5 |
最大ケーブル長 | 20m | 20m | 20m | 20m |
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Quad modeについて
Quad modeとは、1台のカメラに4本のケーブルを接続することで超高速データ転送を実現する技術の呼称であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 接続ケーブル本数に応じて転送速度が向上
- 最大4本のケーブル接続が可能
- ケーブル1本追加ごとに転送速度が2倍に向上
VT Digital Xに搭載されているQuad modeは、ケーブル本数を増やすことで段階的に転送速度を向上させることができる画期的な技術である。生産現場の検査効率を大幅に向上させる機能として注目を集めており、自動化が進む外観検査において重要な役割を果たすことが期待できる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ヴィスコの超高速データ転送カメラ「VT Digital X」が発売 | ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000026501.html, (参照 24-12-24).
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