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公開：2024-12-24

テレコムスクエアがセルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」を浅草と松山で開始、非接触での受け渡しとコスト削減を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• セルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」が浅草と松山で開始
• 非接触での予約・受け取り・返却が可能な新サービス
• 1日840円で国内無制限利用できるWi-Fiルーター

テレコムスクエアのセルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」のサービス展開

株式会社テレコムスクエアは、非接触でWi-Fiルーターをレンタルできるサービス「WiFiBOX」を2024年12月24日より東京・浅草と愛媛・松山の観光案内所で提供開始した。WiFiBOXは2022年にグッドデザイン賞を受賞し、スマートフォンの充電も可能な充電用ケーブルが搭載されている点が特徴的である。^[1]

WiFiBOXの最大の特徴は、カウンターでの受付が不要で商業施設や駅など利用者が希望するタイミングで受け取りと返却が可能な点にある。WiFiBOXの導入によって返却基地局までの送料やカウンターでの受付費用が不要となり、日本国内の無制限プランが1日840円という手頃な価格で利用できるようになった。

公式アプリ「WiFiBOX」では各種キャンペーンやクーポンなどのお得情報がプッシュ通知で配信される仕組みが整備されている。アプリには設置場所の検索機能も搭載されており、iOS 15.0以上とAndroid 9.0以上の端末で利用できるようになっている。

WiFiBOXの利用可能施設まとめ

WiFiBOXの詳細はこちら

シェアリング型サービスについて

シェアリング型サービスとは、商品やサービスを複数のユーザーで共有して利用する仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 所有から利用へのパラダイムシフトを実現
• ユーザー間での効率的なリソース活用が可能
• 環境負荷の低減とコスト削減に貢献

WiFiBOXはシェアリング型サービスの特徴を活かし、Wi-Fiルーターの非接触での受け渡しと返却を実現している。特許出願中のシステムを採用することで、従来のレンタルサービスよりも柔軟な利用形態と効率的な運用を可能にしているのだ。

WiFiBOXのサービス展開に関する考察

WiFiBOXの浅草と松山での展開は、インバウンド需要の回復を見据えた戦略的な判断といえる。WiFiBOXのシンプルな操作性と非接触での受け渡しは、言語の壁を感じやすい外国人観光客にとって大きなメリットとなるだろう。

今後の課題として、利用可能エリアの拡大と多言語対応の充実が挙げられる。特に地方都市における観光案内所やホテルへの展開を進めることで、より多くの観光客がインターネットを利用できる環境を整備することが重要である。

将来的には国内の通信環境整備にとどまらず、グローバルなWi-Fiサービスとしての展開も期待される。テレコムスクエアが持つ30年にわたる国際通信サービスの経験を活かし、世界各地での展開を実現することで新たな価値を創造することができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「セルフWi-Fiレンタル「WiFiBOX」が東京・浅草、愛媛・松山の観光案内所にてサービス開始 | 株式会社テレコムスクエアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000006419.html, (参照 24-12-24).

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