ハンモックがAI-OCRサービス「DX OCR」の新バージョンを提供開始、電子帳簿保存法対応とマスタ連携機能で業務効率化を実現
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記事の要約
- ハンモックがAI-OCRサービス「DX OCR」の新バージョンを提供開始
- マスタ連携機能でデータの正確性と業務効率を向上
- OCR読み取り項目からのファイル名自動付与機能を実装
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ハンモックのAI-OCRサービス「DX OCR」新バージョンの機能強化
株式会社ハンモックは、帳票設計不要のAI-OCRサービス「DX OCR」において、マスタ連携機能とファイル名自動付与機能を実装した新バージョンの提供を2024年12月23日に開始した。電子帳簿保存法で定められている検索機能の確保やデータの視認性に対応し、処理から管理までの業務全体の効率化を実現している。[1]
新バージョンでは、事前にマスタデータを登録しておくことで商品名や会社名などの特定文字列を基幹システムが求める正規コードに置換・追加し、必要なデータを成形する機能が追加された。OCRで帳票を読み取る際に発生する手作業での修正や追加作業を削減することで、注文処理などの業務効率化を促進する。
電子帳簿保存法では、電子データの保存に際して検索機能の確保が求められ、ファイル名には取引年月日や取引金額などの情報を含めることが推奨されている。新バージョンではAI-OCRで取得した項目を任意でファイル名に自動付与する機能を備え、推奨項目へのリネーム作業が不要となった。
DX OCRの新機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
マスタ連携機能 | 商品名や会社名などの特定文字列を基幹システムの正規コードに置換・追加 |
ファイル名自動付与機能 | AI-OCRで取得した項目を任意でファイル名に自動付与 |
フォルダ自動作成機能 | 特定のフォルダへの自動振り分けにより文書管理を効率化 |
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AI-OCRについて
AI-OCRとは、人工知能技術を活用して手書き文字や印刷文字を含む画像からテキストを抽出し、デジタルデータ化する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 機械学習により高精度な文字認識が可能
- 帳票設計や複雑な設定が不要
- 手書き文字や印刷文字を問わず読み取り可能
DX OCRは帳票設計や設定が不要でありながら、手書き文字を含めあらゆる画像文字をスムーズにデータ化できるAI-OCRサービスとして提供されている。大量の帳票や画像に埋もれた情報を一括で抽出し、業務の効率化と自動化を実現することで、企業のDX推進を支援している。
参考サイト
- ^ 株式会社ハンモック. 「帳票設計不要のAI-OCRサービス『DX OCR』、新バージョンをリリース|ハンモック」. https://www.hammock.jp/release/241223.html, (参照 24-12-24).
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