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公開：2024-12-26

Starleyがおしゃべりアプリ「Cotomo」の開発強化に向け約2億円を追加調達、累計調達額が10億円に到達

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Starleyが約2億円の追加資金調達を実施
• おしゃべりAI「Cotomo」の累計返答回数が約4億回に到達
• シニア向けサービス「茶の間Cotomo」の提供を開始

CotomoとStarleyの追加資金調達による事業拡大

Starley株式会社は、X&KSK、TBSイノベーション・パートナーズ3号投資事業組合、W fundほかを引受先とした第三者割当増資により、約2億円の資金調達を2024年12月25日に実施した。この資金調達は前回の7億円に続くエクステンションラウンドとして実施され、累計調達額が10億円に達している。^[1]

Starleyが提供する音声会話型おしゃべりAI「Cotomo」は、2024年2月のリリースから現時点で累計返答回数が約4億回に達し、生成AIを用いたプロダクトとして有数の規模に成長している。Cotomoはユーザーの興味や好みに基づいた話題について、快適な間やスピードでコミュニケーションを実現できるのだ。

さらにStarleyは2024年12月に、シニア向けサービスとして離れた家族を電話でのおしゃべりで見守るAIサービス「茶の間Cotomo」の提供を開始した。調達資金は開発の強化やマーケティングの拡充に活用され、エンターテインメント領域やシニア層向け支援サービスの展開を加速する方針である。

Starleyの事業展開まとめ

生成AIについて

生成AIとは、機械学習技術の一つで、テキストや画像、音声などのコンテンツを自動的に生成することができる人工知能システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 大規模な学習データを基に自然なコンテンツを生成
• ユーザーとの対話を通じて文脈を理解し応答
• 個別のニーズに合わせたパーソナライズが可能

Starleyが開発したCotomoは生成AIを活用した音声会話型AIで、ユーザーとの対話を通じて成長する特徴を持っている。Cotomoは日常会話や雑談を得意とし、約4億回という累計返答回数は生成AIプロダクトとして有数の規模を誇るのだ。

Starleyの資金調達に関する考察

Starleyの追加資金調達は、日本のAIスタートアップの成長と市場拡大の可能性を示唆する重要な動きといえる。特にシニア層向けのコミュニケーション支援という社会課題に着目した点は、高齢化が進む日本社会において大きな意義を持つだろう。

今後の課題としては、急速な事業拡大に伴う品質管理やセキュリティ対策の強化が必要になると考えられる。特にシニア層を対象としたサービスでは、プライバシー保護や使いやすさの両立が重要な課題となるだろう。

エンターテインメント領域への展開においては、タレントや声優との協業による新たなビジネスモデルの創出が期待される。AIと人間のコミュニケーションの在り方を模索しながら、持続可能なサービス展開を実現することが今後の成長のカギとなるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「おしゃべりAI「Cotomo」を開発するStarley、約2億円を追加調達 | Starley株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000123714.html, (参照 24-12-26).

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