公開:

アライズイノベーションがAIRead on Cloud Ver. 2.3.0をリリース、生成AIによる非定型帳票の読み取り機能が大幅に進化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • アライズイノベーション、AIRead on Cloud Ver. 2.3.0を発表
  • 生成AIによる非定型帳票の読み取り機能を強化
  • 日本語での直感的な項目設定が可能に

アライズイノベーションがAIRead on Cloud Ver. 2.3.0で生成AI機能を強化

アライズイノベーション株式会社は、クラウド型AI-OCRサービス「AIRead on Cloud Ver. 2.3.0」を2024年12月24日にリリースした。本バージョンでは生成AIによる非定型帳票の読み取り機能が強化され、手書きや活字を問わず帳票内の同一項目を日本語での指示だけで抽出可能になっている。[1]

AIRead on Cloud Ver. 2.3.0では、座標やルール指定といった専門的な知識を必要とせず、日本語の文章のみで項目ごとの設定を行えるようになった。生成AIがアップロードされた帳票に最適な設定を自動で判断し、事前の学習なしでデータ化を実現することが可能である。

また、AIRead on Cloud Ver. 2.3.0は紙のスキャンデータだけでなく、スマートフォンで撮影した写真やWebから取得したPDFファイルなど、多様な形式の帳票データに対応している。モデルに生成AIを指定することで、登録された設定情報の中から帳票に最適な設定が自動的に選択されるのだ。

AIRead on Cloud Ver. 2.3.0の提供コース一覧

コース名 月間処理枚数 月額料金(税込) 初期費用(税込)
Sコース 100枚まで 13,200円 220,000円
Mコース 500枚まで 39,600円 220,000円
Lコース 1000枚まで 66,000円 220,000円

生成AIとは

生成AIとはAI技術の一つで、既存のデータから学習した内容を基に新しいコンテンツを生成する人工知能システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 大量のデータから学習したパターンを基に新しい内容を生成
  • テキストや画像、音声など様々な形式のコンテンツを作成可能
  • 人間の指示や入力に応じて柔軟な出力を生成

AIRead on Cloud Ver. 2.3.0における生成AI機能は、帳票のデータ化において従来必要だった専門的な設定作業を自動化することに成功している。日本語での直感的な指示だけで項目の抽出が可能になり、非定型帳票の処理における作業効率が大幅に向上したのだ。

参考サイト

  1. ^ アライズイノベーション株式会社. 「「生成AIによる非定型帳票の読取り機能強化」を含む「AIRead on Cloud v2.3.0」をリリースいたしました | AIRead オフィシャル」. https://airead.ai/news/20241224/, (参照 24-12-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
AIに関する人気タグ
AIに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。