DX

ディーエックス

公開：2025-01-06

豊郷町が母子手帳アプリ『母子モ』を導入、子育て支援のデジタル化による利便性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 豊郷町が母子手帳アプリ『母子モ』を無料提供開始
• 健康データ記録や予防接種スケジュール管理が可能に
• 子育て世帯向け地域情報のデジタル配信を実現

豊郷町の母子手帳アプリ『すくすくアプリ とよさと』の提供開始

母子モ株式会社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』は、滋賀県犬上郡豊郷町において2025年1月1日より『すくすくアプリ とよさと』として本導入された。豊郷町は「子ども・子育て 陽だまりのまち 豊郷」を基本理念に掲げており、紙の母子健康手帳情報をデジタルデータとして記録できる『母子モ』の採用によってこども家庭庁が目指す電子版母子健康手帳の原則化に先駆けて運用を開始することになった。^[1]

予防接種のスケジュールや健診結果の管理、地域の情報配信など、スマートフォンやタブレット端末、PCにて簡単にサポートする豊郷町の『母子モ』は、データをクラウド上に保存することが可能である。災害などによる母子健康手帳紛失時のバックアップ機能や、他市区町村への転居時や機種変更時の継続利用に対応しており、子育て世帯の利便性向上に大きく寄与することだろう。

豊郷町は妊娠・出産・子育てに関する悩みに対して、保健師や助産師、栄養士などの専門職が個別に相談支援をおこなう電話相談や乳幼児相談を実施している。子育て支援センターでは子どもが様々なおもちゃで遊べる「遊びのひろば」や、0歳児から2歳児まで年齢別のひろばで親子ヨガやベビーマッサージ、リトミックや運動遊びを行う「子育てひろば」を設けており、充実した子育て支援を展開するのだ。

母子モの主な機能まとめ

電子版母子健康手帳について

電子版母子健康手帳とは、従来の紙媒体の母子健康手帳をデジタル化したシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 健診結果や予防接種履歴のデジタル管理が可能
• スマートフォンやPCからいつでもアクセス可能
• 災害時の紛失リスクを軽減し、データのバックアップを実現

豊郷町が導入する『母子モ』は、こども家庭庁が令和8年度から進める電子版母子健康手帳の原則化に先駆けた取り組みとなっている。すでに670以上の自治体で導入実績を持つ『母子モ』は、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を実現するプラットフォームとして機能するだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「母子手帳アプリ『母子モ』が滋賀県豊郷町で提供を開始！ | 母子モ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000313.000099909.html, (参照 25-01-06).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧