NTTデータ北海道とServiceNow Japanが藤沢市デジタル市役所向け公共施設予約システムにNow Platformを採用、2025年1月から稼働開始へ
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記事の要約
- NTTデータ北海道とServiceNow JapanがNow Platformの採用を発表
- 藤沢市のデジタル市役所向け公共施設予約システムを構築
- 2025年1月から新システムの稼働開始を予定
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藤沢市がデジタル市役所の実現に向けNow Platformを採用
株式会社NTTデータ北海道とServiceNow Japan合同会社は、藤沢市のデジタル市役所構想における重要サービスの1つである公共施設予約システムにServiceNowのNow Platformを採用することを2024年1月7日に発表した。新システムは2025年1月から稼働を開始し、自治体の公共施設予約システムとしては全国初のNow Platform活用事例となる予定だ。[1]
新システムでは利用者登録および施設予約のオンライン化、施設利用料支払いのキャッシュレス化、1つのIDによる全施設の予約機能、電子キーボックスを活用した施錠管理の効率化など、利便性を高める機能が実装される。公共施設に関するサービスとして、これらの機能をすべて実現した自治体は全国でも初めての事例となるだろう。
藤沢市はデジタル市役所の実現に向けた取り組みの一環として、市内41カ所に設置されている地域市民の家を含むすべての公共施設の予約システムを統合する。Now Platformの導入により、これまで施設ごとに異なっていた運用方法や予約手続きが標準化され、住民および行政職員の負担が大幅に軽減されることになる。
公共施設予約システムの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
本人確認機能 | xIDアプリによるマイナンバーカード連携認証 |
支払い対応 | クレジットカード、PayPayなどのオンライン決済に対応 |
施設管理 | 電子キーボックス、スマートロックによる鍵管理の自動化 |
多言語対応 | 外国人利用者向けの多言語インターフェース提供 |
予約管理機能 | 抽選、室場・備品予約、還付、料金計算などの一括管理 |
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Now Platformについて
Now Platformとは、ServiceNowが提供するインテリジェントプラットフォームで、組織のDXを促進するためのワークフローをエンドツーエンドで連携させる基盤となるシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 複数業務や部門間でのデジタルデータの活用・共有が可能
- 職員自身による新サービスや機能の実装が容易
- システム連携によるワークフローの可視化と整流化を実現
Now Platformは各システムをつなぎ、住民と職員の架け橋としての役割を果たすことで業務の可視化と効率化を実現する。行政職員によるサービスの改修や機能追加が容易になり、住民のニーズや時代の変化に迅速かつ柔軟に対応できる行政サービスの提供を可能にするものだ。
参考サイト
- ^ 株式会社NTTデータ北海道. 「全国初、少子超高齢化時代のデジタル行政を支える公共施設予約システムのリリース|株式会社NTTデータ北海道」. https://www.nttdata-hokkaido.co.jp/information/2025/20250107-353.html, (参照 25-01-11).
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