GSXがCISO不足解消のための講座を開設、淵上真一氏監修で実践的な経営者向けセキュリティ教育を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

グローバルセキュリティエキスパート株式会社は、CISO不足を解消するためのSecuriST新講座として、CISO講座を2025年1月24日にリリースした。淵上真一氏が監修を務める本講座では、約3時間でCISOに必要な知識や役割を効率的に学習することが可能になっている。^[1]

日本企業のCISO設置率は約4割に留まっており、サイバー攻撃被害の拡大を受けて設置要請が高まっている状況だ。IPAの調査によると、兼任CISOを任命している企業の割合は90%を超えており、CISOに不足するスキルとしてセキュリティ管理知識が50%以上を占めている。

本講座は、マネジメント層のセキュリティトレーニングを15年以上手がける淵上真一氏の経験に基づいて開発された実務的な内容となっている。経営者として理解しておくべきポイントを短時間で学習できる専門講座として、サイバーセキュリティ教育の充実に貢献するだろう。

項目	詳細
講義時間	約3時間
受講形態	オンライン（個社開催可能）
料金	220,000円/名（税込）
講師	淵上真一氏（大手IT企業CISO）
カリキュラム	サイバーセキュリティ動向、経営視点でのサイバーセキュリティ、リスクマネジメント、セキュリティリスクの低減法、インシデント対応、サプライチェーン、人材育成と管理

CISOとは「Chief Information Security Officer」の略称で、企業や組織における情報セキュリティの最高責任者のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

日本国内のCISO設置率は約4割に留まっており、サイバー攻撃被害の拡大に伴い各企業での設置が急務となっている。IPAの調査によると、兼任CISOを任命している企業が90%を超えており、多忙な兼任CISOが効果的に活動するために必要な知識を効率的に学習できる環境が求められている。

GSXのCISO講座は、短時間で必要な知識を効率的に習得できる点が高く評価できる。多忙な経営者や兼任CISOにとって、3時間という時間は参加のハードルを下げる要因となり、セキュリティ人材の育成促進につながるだろう。

しかし、セキュリティ環境は日々変化しており、講座で得た知識の陳腐化が懸念される。定期的なアップデートプログラムの提供や、受講者同士が知見を共有できるコミュニティの構築が、今後の課題として挙げられるだろう。

今後は、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式の導入や、企業規模や業種に特化したカスタマイズプログラムの提供が期待される。また、グローバルな視点を取り入れた内容の拡充により、国際競争力の向上にも寄与するだろう。

^ PR TIMES. 「GSXは最高情報セキュリティ責任者(CISO)不足を解消するための「CISO講座」を開講 | グローバルセキュリティエキスパート株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000007157.html, (参照 25-01-28).

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