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NTTドコモがd払いにオフライン決済機能を追加、通信環境に依存しない決済が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

NTTドコモがd払いにオフライン決済機能を追加、通信環境に依存しない決済が可能に

PR TIMES より


記事の要約

  • d払いがオフライン決済機能を追加
  • 電波の届かない場所でも決済が可能に
  • 最大30日間で10回までの利用制限あり

d払いのオフライン決済機能の追加

株式会社NTTドコモは、モバイル決済サービス「d払い」にネットワークに接続していなくても支払いが可能な機能を2025年1月下旬から追加する。地下などの電波が届きにくい場所や混雑している場所、通信障害時においても決済用のバーコードやQRコードを表示することができ、事前の設定は不要となっている。[1]

新機能はAndroid7.01.0以降、またはiOS7.1.0以降のバージョンで、過去1週間以内に「d払い」を起動したユーザーが利用できる仕組みとなっている。エラーや初期設定が未完了の場合は対象外であり、起動時にバーコード取得ができていることが条件となるだろう。

また、本機能では「dカード」からの支払い、電話料金合算払いからの支払い、d払い残高からの支払いに対応している。ただし、「dカード」以外のクレジットカードからの支払いを支払方法に設定している場合、本機能は作動しないため注意が必要だ。

d払いのオフライン決済機能まとめ

項目 詳細
対象バージョン Android7.01.0以降、iOS7.1.0以降
利用条件 過去1週間以内のd払い起動、バーコード取得済み
対応支払方法 dカード、電話料金合算払い、d払い残高
利用上限回数 5回/過去24時間、10回/過去30日間
dポイント 進呈あり、利用不可
d払いの使い方ガイドはこちら

オフライン決済機能について

オフライン決済機能とは、インターネットに接続していない状態でも決済処理を実行できる仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 通信環境がない場所でも決済が可能
  • 事前のデータダウンロードで処理を実現
  • セキュリティ対策として利用回数を制限

d払いのオフライン決済機能では、過去24時間で5回、過去30日間で10回という利用制限が設けられており、決済回数を超過した場合は支払いができない仕組みとなっている。このような制限を設けることで、不正利用のリスクを最小限に抑えながらオフライン決済の利便性を提供することが可能だ。

d払いのオフライン決済機能に関する考察

d払いのオフライン決済機能は、地下や通信障害時などの状況でも利用できる点が画期的である。これまでQRコード決済の最大の課題であった通信環境への依存度が大幅に改善され、スムーズな決済体験を提供できるようになったため、d払いの利用シーンがさらに広がることが予想される。

今後は利用制限回数の拡大や対応決済手段の追加など、機能の拡充が期待される。特にdカード以外のクレジットカードにも対応することで、より多くのユーザーがオフライン決済機能を活用できるようになるだろう。また、オフライン決済時のポイント利用対応や決済完了通知の実装なども検討の余地がある。

さらに、このオフライン決済機能の導入は、災害時や大規模イベントなどの通信が混雑する状況における決済手段としても有効である。d払いには今後も、利便性の向上とセキュリティのバランスを保ちながら、より使いやすい決済サービスへと進化していくことが期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「d払い」にネットワークに接続していなくても支払いが可能な機能を追加 | 株式会社NTTドコモのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000118641.html, (参照 25-01-29).

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