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サンワサプライがスライド式キャップ採用のSD/microSDカードリーダー2製品を発売、USB Type-CとType-A接続で使い勝手が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • サンワサプライがSD/microSDカードリーダー2製品を発売
  • USB Type-CとType-A接続の2モデルをラインナップ
  • スライド式キャップ採用で1TBまでの容量に対応

サンワサプライから新型SD/microSDカードリーダーが登場

サンワサプライ株式会社は2025年1月28日、スライド式キャップを採用したSD/microSDカードリーダー2製品の販売を開始した。USB Type-Cコネクタを搭載した400-ADR336GMとUSB Type-Aコネクタを搭載した400-ADR335GMの2モデルで、直販サイト「サンワダイレクト」での価格はともに1680円となっている。[1]

新製品はSDカードとmicroSDカードの各スロットを1基ずつ搭載しており、最大1TBまでの大容量メディアに対応することが可能だ。USB 5GbpsUSB3.2 Gen1/3.1 Gen1/3.0)に準拠した高速データ転送にも対応しており、大容量データの読み書きもストレスなく行えるだろう。

両モデルともにスライド式キャップを採用しており、未使用時にコネクタを保護することが可能となっている。本体サイズは400-ADR336GMが約6×2×1.1cm、400-ADR335GMが約6.7×2×1.1cmと、携帯性に優れたコンパクトな設計となっている。

新型SD/microSDカードリーダーの仕様まとめ

400-ADR336GM 400-ADR335GM
コネクタ形状 USB Type-C USB Type-A
サイズ 約6×2×1.1cm 約6.7×2×1.1cm
重量 約9g 約11g
対応容量 最大1TB 最大1TB
対応規格 USB 5Gbps USB 5Gbps

USB 5Gbpsについて

USB 5Gbpsとは、USBの転送規格の一つで、理論値で最大5ギガビット毎秒のデータ転送速度を実現する技術規格のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 従来のUSB 2.0と比較して約10倍の転送速度を実現
  • USB 3.2 Gen1、USB 3.1 Gen1、USB 3.0と互換性を確保
  • 大容量データの高速転送に最適な規格

サンワサプライの新型カードリーダーではUSB 5Gbpsに対応しており、SDカードやmicroSDカードに保存された大容量データを高速で転送することが可能となっている。この高速転送規格により、4K動画や高解像度写真などの大容量データもストレスなく取り扱うことができる。

カードリーダー製品に関する考察

スマートフォンやデジタルカメラの高性能化に伴い、SDカードやmicroSDカードの大容量化が進んでいる中、高速データ転送に対応したカードリーダーの需要は今後さらに高まることが予想される。特にUSB Type-C対応モデルは、iPhone15/16シリーズやiPadなど最新のモバイル機器との相性が良く、ユーザーの利便性向上に大きく貢献するだろう。

今後の課題としては、UHS-IIなどの高速転送規格への対応が挙げられる。プロフェッショナル向けの高性能カメラなどではUHS-II対応のメモリーカードが使用されることも多く、より幅広い用途での活用が期待できる。また、複数のカードを同時に読み書きできるマルチスロット対応モデルの登場も待たれるところだ。

将来的には、Wi-Fi転送やBluetoothなどのワイヤレス通信機能を搭載したカードリーダーの登場も期待される。物理的な接続を必要としないデータ転送が実現すれば、より柔軟な使用シーンが広がることになるだろう。カードリーダー市場のさらなる発展と多様化に注目が集まる。

参考サイト

  1. ^ サンワダイレクト本店. 「USB-C カードリーダー スライド式 キャップ SDカード microSDカード USB5Gbps Type-C コンパクト iPhone15/16 iPad 対応 ガンメタリック 400-ADR336GM | 通販ならサンワダイレクト」. https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-ADR336GM, (参照 25-01-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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