シャオミ・ジャパンがケーブル内蔵型急速充電モバイルバッテリー2機種を発売、最大165Wの高出力と手頃な価格帯を実現
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記事の要約
- シャオミ・ジャパンが急速充電対応モバイルバッテリー2機種を発売
- 165Wモデルは5,480円前後、33Wモデルは2,980円前後で提供
- 両モデルともケーブル内蔵で10000mAhのバッテリー容量を実現
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シャオミ・ジャパンがケーブル内蔵型急速充電モバイルバッテリーを新発売
シャオミ・ジャパンは、最大出力165Wの「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」と最大出力33Wの「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」を2025年1月28日に発売した。両モデルともUSB-Cケーブルを内蔵しており、165Wモデルの店頭予想価格は5,480円前後、33Wモデルは2,980円前後となっている。[1]
165Wモデルは内蔵USB-Cケーブルで最大120W、USB-Cポート経由で最大45Wの同時給電に対応しており、スマートフォンやノートPCなど2台のデバイスを同時に急速充電することが可能だ。モバイルバッテリー本体も90Wの急速充電に対応しており、15分間で最大75%まで充電できる機能を備えている。
33Wモデルはスマート急速充電機能を搭載した同社製スマートフォンと組み合わせることで最大33Wの急速充電が可能となり、モバイルバッテリー本体も最大30Wの急速充電に対応している。カラーバリエーションはスカイブルーとタンの2色で展開され、外形寸法は80.9×65.9×26.0mmとコンパクトな設計になっている。
新型モバイルバッテリーの機能比較
165Wモデル | 33Wモデル | |
---|---|---|
最大出力 | 165W(120W+45W) | 33W |
本体充電速度 | 90W | 30W |
バッテリー構成 | 2,500mAh × 4個 | 5,000mAh × 2個 |
同時充電対応台数 | 2台 | 3台 |
カラーバリエーション | 1色 | スカイブルー、タン |
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ハイパーチャージ技術について
ハイパーチャージとは、シャオミが開発した独自の急速充電技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 最大120Wの高出力充電に対応
- スマート急速充電機能による自動的な出力調整
- デバイスの互換性に応じた最適な充電速度の提供
165Wモデルに搭載されているハイパーチャージ技術は、Xiaomi 14T Proなどの対応端末を23分間でフル充電できる高速性能を実現している。また、インテリジェント温度制御機能や複数の安全保護機能と組み合わせることで、急速充電時の安全性と信頼性を確保している。
Xiaomi新型モバイルバッテリーに関する考察
急速充電対応のモバイルバッテリーにケーブルを内蔵した点は、ケーブルの持ち忘れや紛失を防ぐ実用的な設計として評価できる。また、165Wモデルは2台同時充電に対応し、90Wの本体急速充電にも対応するなど、高い利便性を実現している点も特筆すべき進化である。
一方で、急速充電技術の進化に伴いバッテリーの発熱管理がより重要になっており、長期的な使用における性能劣化の抑制が課題となる可能性がある。インテリジェント温度制御機能の実装は重要だが、さらなる熱対策技術の開発と、ユーザーへの適切な使用方法の周知が必要だろう。
今後は、より高速な充電技術の開発と並行して、バッテリーの長寿命化や軽量化、さらなる安全性の向上が期待される。また、ワイヤレス充電への対応や、より多様なデバイスとの互換性の拡充など、ユーザーの利便性を高める機能の追加も望まれる。
参考サイト
- ^ Xiaomi. 「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable) - Xiaomi Japan」. https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-165w-power-bank-10000-integrated-cable/, (参照 25-01-30).
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