DX

ディーエックス

公開：2025-01-30

rayout社がMiLKBOXにSlack連携とIP制限機能を追加、クリエイティブ制作のコミュニケーション効率が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• rayout社がMiLKBOXの新機能をリリース
• Slack連携機能でリアルタイムな通知が可能に
• IP制限機能でセキュリティが強化

MiLKBOXの新機能追加によりコミュニケーション効率が向上

rayout株式会社は2025年1月、クリエイティブ制作に特化したコミュニケーションツール「MiLKBOX」に新機能を追加したことを発表した。動画やweb、グラフィック制作における関係者間のコミュニケーションを円滑にするSaaSツールとして開発されたMiLKBOXは、生成AIの活用による制作時間の短縮に伴い、レビューチェックやブラッシュアップなど人間同士のコミュニケーションをDX化する重要性が増している。^[1]

新機能としてSlack連携機能が実装され、プロジェクト内でのトークやファイルに対するコメントをリアルタイムで受け取ることが可能になった。従来のメール通知と併用することで、ユーザーは自身の働き方に合わせた柔軟な通知設定を行うことができ、コミュニケーションの見落としを防ぐことが可能になっている。

さらにIP制限機能も追加され、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可する設定が可能になった。クリエイティブ制作における機密情報や重要なデータの取り扱いにおいて、不正アクセスや情報漏洩のリスクを低減し、より安全なプロジェクト運営を実現している。

MiLKBOXの新機能まとめ

MiLKBOXの詳細はこちら

SaaSについて

SaaSとは「Software as a Service」の略称で、インターネットを通じてソフトウェアを提供するサービス形態のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• インターネット経由でソフトウェアを利用可能
• 導入時の初期費用を抑制し、月額や年額での利用が可能
• アップデートやメンテナンスが自動で実施される

MiLKBOXはSaaSとして提供されることで、クリエイティブ制作現場の効率化に貢献している。複数のユーザーが同時にアクセスでき、常に最新の状態でサービスを利用できる点が、制作プロセスのDX化を推進する上で重要な要素となっている。

MiLKBOXの新機能に関する考察

MiLKBOXが持つ既存のレビューチェック機能とSlack連携機能の組み合わせにより、クリエイティブの制作進行における効率性が大きく向上する可能性がある。特にリモートワークが一般化している現状において、コミュニケーションツール間の連携は作業効率の向上に直結するものだ。

一方で、多くの制作会社や事業会社では複数のコミュニケーションツールを併用しているため、ツール間の使い分けや通知の管理が新たな課題となる可能性がある。この課題に対しては、プロジェクトごとに最適な通知設定を行うことで、情報の整理と業務効率の両立を図ることが重要だろう。

今後はAI技術との連携をさらに強化し、レビューの自動化や進行状況の予測など、より高度な機能の実装が期待される。制作現場におけるコミュニケーションの質を向上させることで、クリエイティブの品質向上にも寄与するはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クリエイティブ制作に特化したコミュニケーションツール「MiLKBOX」、Slack連携・IP制限の新機能を追加 | rayout株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000064708.html, (参照 25-01-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧