セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-30

GMOグローバルサインがGMOトラスト・ログインとdocomo business RINKのセキュリティ機能連携を開始、企業のゼロトラスト化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• GMOトラスト・ログインがdocomo business RINKと連携開始
• ID・認証管理機能でネットワークセキュリティを強化
• ゼロトラスト化を推進し働き方改革に貢献

GMOトラスト・ログインとdocomo business RINKのセキュリティ機能連携

GMOグローバルサイン株式会社は、企業向けシングルサインオンサービス「GMOトラスト・ログイン」とNTTコミュニケーションズ株式会社が提供する「docomo business RINK」のクラウド型セキュリティ機能との連携を2025年1月28日より開始した。両サービス間の認証連携によって、リモートアクセス機能やインターネットゲートウェイ機能とのID・認証管理機能の統合が実現されることになった。^[1]

IT・情報システム部門管理者は両サービスの管理者画面から連携設定を実施することで、docomo business RINKのクラウド型セキュリティ機能のIDを一元的かつセキュアに管理・運用できるようになった。SAMLによる認証連携によって、カタログ化されたアプリケーションから必要なものを選択して情報登録するだけで迅速な設定が完了する仕組みが構築されている。

GMOトラスト・ログインはITreviewのカテゴリーレポート2024年Summerにおいて、SSO部門のサービス総合満足度で最高評価を獲得している。導入のしやすさやサポート品質、価格への満足度を含む総合的な評価において、企業向けシングルサインオンサービスとして高い支持を得ているのだ。

GMOトラスト・ログインの機能まとめ

GMOトラスト・ログインの詳細はこちら

SAMLについて

SAMLとはSecurity Assertion Markup Languageの略称で、異なるシステム間で認証情報やユーザー属性情報を安全にやり取りするための標準規格である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• XMLベースの認証情報交換プロトコル
• シングルサインオンを実現する業界標準規格
• セキュアな認証情報の受け渡しが可能

GMOトラスト・ログインとdocomo business RINKの連携においては、SAMLを活用することでセキュアな認証連携を実現している。カタログ化されたアプリケーションから必要なものを選択して情報登録するだけで、迅速に設定を完了できる仕組みが整備されているのだ。

GMOトラスト・ログインとdocomo business RINKの連携に関する考察

企業のセキュリティ対策において、ID管理の一元化とシングルサインオンの実現は重要な課題となっている。GMOトラスト・ログインとdocomo business RINKの連携により、企業のIT管理者はセキュリティ機能の統合管理が可能になり、運用負荷の軽減とセキュリティレベルの向上を同時に実現できるようになった。

今後の課題として、多様化するクラウドサービスへの対応拡大やセキュリティポリシーの柔軟な設定機能の強化が考えられる。企業のデジタル化が進む中で、さらなるサービス連携の拡大や認証方式の多様化への対応が求められるだろう。

将来的には、AIを活用した不正アクセス検知や、ゼロトラストセキュリティの実装支援機能の追加が期待される。企業のセキュリティニーズの高度化に合わせて、より包括的なセキュリティソリューションとしての発展が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「GMOトラスト・ログイン」、「docomo business RINK®」のクラウド型セキュリティ機能と連携【GMOグローバルサイン】 | GMOインターネットグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004704.000000136.html, (参照 25-01-30).

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