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SECURITY

公開：2025-01-30

デジタルデータソリューションが2024年サイバー攻撃被害実態調査を発表、情報漏えいが約79%に達し深刻な状況が明らかに

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• デジタルデータソリューションが2024年のサイバー攻撃被害実態調査を発表
• サイバー攻撃被害企業の約79%で情報漏えいが発生
• ハッキング・乗っ取りとランサムウェアが主要な攻撃手法

2024年のサイバー攻撃被害実態調査結果が深刻な状況を示唆

デジタルデータソリューション株式会社は2024年のサイバー攻撃被害に関する実態調査結果を2025年1月29日に発表した。調査対象となった215社のうち、約79%の企業で社内情報の外部漏えいが確認され、サイバーセキュリティリスクの深刻さが浮き彫りになっている。^[1]

サイバー攻撃の種類では「ハッキング・乗っ取り」が全体の約24%を占め最多となり、「ランサムウェア」が約21%で続いている。被害を受けた業界別では情報通信業が全体の約25%を占め、製造業とサービス業が続く結果となった。

調査結果からは被害企業の約16%が原因調査を実施していない実態も明らかになった。サイバー攻撃による情報漏えいでは、取引先情報や個人の基本情報、顧客の診療情報など多岐にわたるデータが流出しており、二次被害の発生リスクが極めて高い状況だ。

2024年のサイバー攻撃被害実態まとめ

調査レポートの詳細はこちら

ランサムウェアについて

ランサムウェアとは、コンピュータやデータを人質に取って身代金を要求するマルウェアの一種であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• データの暗号化により業務システムを使用不能にする
• 解除のための身代金を暗号資産で要求する
• 支払いに応じない場合、データをダークウェブ上に公開する

サイバー攻撃の中でも特に深刻な脅威とされるランサムウェアは、2024年の調査でも全体の約21%を占める主要な攻撃手法となっている。情報漏えいを伴う被害も多く、業務停止や取引先からの取引停止など、企業経営に深刻な影響を及ぼす結果となっているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「＜サイバー攻撃をうけた企業の約79%が情報漏えい​​＞デジタルデータソリューションが2024年サイバー攻撃の被害実態調査と2025年セキュリティ脅威予測​を発表 | デジタルデータソリューション株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000017714.html, (参照 25-01-30).

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