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株式会社サンステラがPanchroma CoPEフィラメントを発売、3Dプリンターの造形性能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

株式会社サンステラがPanchroma CoPEフィラメントを発売、3Dプリンターの造形性能が大幅に向上

PR TIMES より


記事の要約

  • Polymakerが新素材Panchroma CoPEフィラメントを開発
  • オーバーハング70度まで美しい造形が可能に
  • テストマーケティング価格1800円で販売開始

Polymakerが開発した次世代3Dプリンターフィラメント

株式会社サンステラは2025年2月3日、Polymaker独自開発の新素材フィラメント「Panchroma CoPEフィラメント」の販売を開始する。従来のPLAフィラメントと比較してブリッジングやオーバーハングの造形性に優れた特性を持ち、プレートへの定着や印刷性を大幅に改善した画期的な製品となっている。[1]

Panchroma CoPEフィラメントは190℃から230℃までの広い温度範囲で使用可能で、最大400mm/sまでの高速印刷に対応する革新的な製品だ。BambuLab、Creality、AnkerMakeなど、サンステラが取り扱うほとんどの3Dプリンターで使用することが可能となっている。

新フィラメントは全10色展開で、ホワイト、ブラック、レッド、ブルー、グレー、オレンジ、グリーン、ティール、パープル、イエローをラインナップしている。数年の製造ロット単位でフィラメントのカラー管理プロセスを実現し、購入時期に関係なく同じカラーリングを提供できる体制を整えた。

Panchroma CoPEフィラメントの特徴まとめ

項目 詳細
印刷温度範囲 190℃-230℃
最大印刷速度 400mm/s
耐熱温度 66℃
オーバーハング性能 70度まで対応
カラーバリエーション 全10色(今後追加予定)
販売価格 1,800円(税抜)
製品の詳細はこちら

ブリッジングについて

ブリッジングとは3Dプリンティングにおいて、支えのない空間に造形物を架け渡す技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 二点間を橋のように繋ぐ造形手法
  • サポート材なしでの空中造形を実現
  • フィラメントの冷却速度と粘度が重要

Panchroma CoPEフィラメントは従来のPLAフィラメントと比較してブリッジング性能が大幅に向上している。このフィラメントは開放機での造形が可能で、PLAより高い66℃までの耐熱性を持ち、クーリングファンをオンにすることで最適な造形結果を得ることができる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「Polymaker独自開発!次世代3Dプリンター用少サポートフィラメント「Panchroma™ CoPEフィラメント」発売。【株式会社サンステラ】 | 株式会社サンステラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000083219.html, (参照 25-02-04).

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