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ゲットワークスがData Center Trial Fieldに参画、コンテナ型データセンターを提供しGPUサーバーの冷却技術向上へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ゲットワークスがData Center Trial Fieldに参画、コンテナ型データセンターを提供しGPUサーバーの冷却技術向上へ

PR TIMES より


記事の要約

  • ゲットワークスがData Center Trial Fieldへ参画
  • コンテナ型データセンターを検証環境として提供
  • 水冷/液冷技術の標準化と課題解決を目指す

ゲットワークスがデータセンター次世代冷却技術の検証施設に参画

ゲットワークスは、NTTデータと日比谷総合設備が開設したデータセンターの次世代冷却技術を検証する施設「Data Center Trial Field」への参画を2025年2月12日に発表した。ゲットワークスは検証環境としてコンテナ型データセンターを提供し、水冷/液冷環境の構築実績と長年取得したデータを基に課題解決に貢献する方針だ。[1]

ゲットワークスは2016年から新潟県での雪冷熱活用実験を皮切りに、用水や井戸水、河川水の活用など多様な水冷/液冷環境の構築と実証実験を重ねてきた実績がある。シュナイダーエレクトリック社との協業による水冷式InRow空調への井水活用や、supermicro社のクーリングタワーの国内初導入など、革新的な冷却技術の実用化を進めてきた。

GPU、サーバー、CDU、液浸システムなどの仕様や必要な水量、水温、水圧がメーカーごとに大きく異なるという課題に直面している現状がある。参画企業と水冷/液冷環境構築のノウハウや課題を共有し、相互協力による実証実験や開発を通じて、国内でのあらゆるGPUサーバーの導入に伴う課題解決を目指している。

ゲットワークスのコンテナ型データセンター実績まとめ

項目 詳細
構築実績 285台(20ft:265台、40ft:20台)
サーバー設置実績 3,000台以上
GPU設置実績 1万枚以上
納期 申込みから最短10日で納品・稼働可能
主な導入実績 大手企業、電力系企業、病院など
ゲットワークスの詳細はこちら

液浸システムについて

液浸システムとは、サーバーやGPUなどの発熱する機器を直接冷却液に浸して冷却を行う方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 従来の空冷方式と比較して高い冷却効率を実現
  • 熱伝導率の高い冷却液による効果的な放熱が可能
  • 省エネルギーで環境負荷の低減に貢献

液浸システムは次世代のデータセンター冷却技術として注目を集めており、GPUやサーバーの高性能化に伴う発熱量の増加に対応できる冷却方式として期待されている。ゲットワークスのコンテナ型データセンターでは、この液浸システムを含む様々な水冷/液冷技術の検証と実用化を進めている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ゲットワークス、データセンターの次世代技術の検証施設「Data Center Trial Field」の共同検証へ参画。検証環境としてコンテナ型データセンターを提供。 | 株式会社ゲットワークスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000141706.html, (参照 25-02-13).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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