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ニチコンが新型トライブリッド蓄電システムを発表、家庭用電力管理の革新的進化で電気代削減を実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ニチコンが次世代トライブリッド蓄電システムを発表
  • 太陽光発電とEV電池の連携で電気代削減を実現
  • 2025年秋に第3世代モデルを市場投入予定

ニチコンが新型トライブリッド蓄電システムを発表し家庭用電力管理の進化を加速

ニチコン株式会社は家庭用蓄電システムのリーディングカンパニーとして累計20万台以上の実績を持ち、2025年秋に電気自動車と蓄電池、太陽光発電を連携させた新商品「トライブリッド蓄電システム ESS-T5/T6シリーズ」第3世代モデルの発売を発表した。このシステムは太陽光発電を最大限活用し、家庭の電気代削減を実現する革新的なソリューションとなっている。[1]

トライブリッド蓄電システムの特徴として、昼間の太陽光発電を蓄電池とEV電池に同時充電できる機能を備え、業界最大級となる9.9kWのパワフル出力で家庭内での電力利用を可能にしている。また、EVが不在時でも一旦蓄電池に貯めておいた電力をEV帰宅後に移動できる柔軟な運用性を実現している。

災害時の電力バックアップ機能も強化され、大容量の蓄電池とEV電池を活用することで長期の停電にも対応可能となっている。全負荷200V対応により、エアコンやIH調理器などの200V機器も使用できる点が特徴で、日常生活の質を維持したまま在宅避難を可能にしている。

トライブリッド蓄電システムの主要仕様まとめ

項目 詳細
発売時期 2025年秋
目標販売台数 初年度20,000台
連系出力 ES-T5: 5.9kW / ES-T6: 9.9kW
太陽光発電入力回路数 ES-T5: 4回路 / ES-T6: 5回路
蓄電池容量 7.4kWh(標準)/ 14.9kWh(増設時)
充電電力 6kW未満(拡張充電時:最大9.9kW)

V2Hシステムについて

V2Hシステムとは、Vehicle to Homeの略称で、電気自動車の蓄電池に貯めた電力を家庭用電源として活用するシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 電気自動車の大容量バッテリーを家庭用電源として活用
  • 太陽光発電との連携による電力の効率的な利用
  • 災害時のバックアップ電源としての機能

ニチコンのトライブリッド蓄電システムでは、V2H機能を活用することで太陽光発電と蓄電池、電気自動車の3つの電源を効率的に連携させることが可能となっている。この統合的なアプローチにより、家庭での電力自給率を高め、エネルギーコストの削減と環境負荷の低減を同時に実現している。

参考サイト

  1. ^ ニチコン株式会社. 「家庭用蓄電システムのフラグシップモデルトライブリッド蓄電システムⓇ「ESS-T5/T6シリーズ」第3世代モデルが新登場~ご自宅の太陽光発電を最大活用!トライブリッドで電気代の最小化が目指せる~ | ニチコン株式会社」. https://www.nichicon.co.jp/2025/02/13/8074/, (参照 25-02-15).

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