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公開：2025-02-18

アグレコがデータセンター向けロードバンクサービスを強化、試験・コミッショニングフェーズの効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アグレコがデータセンター向けロードバンクサービスを強化
• 36kW～6,000kWの負荷試験装置をレンタル・リース提供
• 遠隔試験と品質監査用の試験資料提供に対応

アグレコのデータセンター向けロードバンクサービス強化

エネルギーソリューションの世界的リーダーであるアグレコは、データセンターの持続的な成長を支えるロードバンク（熱負荷試験装置）サービスを2025年2月15日に発表した。クラウドコンピューティングや生成AI技術の急速な発展に伴うデータセンターの需要拡大に対応し、試験・コミッショニングフェーズでの効率化と試験の信頼性向上を実現する新しいソリューションの提供を開始した。^[1]

アグレコのロードバンクサービスは、36kWから6,000kWまでの広範な容量に対応し、互換性のある変圧器も完備している。5台までのロードバンクを1台の制御盤から操作可能で、標準サイズのドアを通過できるポータブル設計により、設備の移動と設置の効率化を実現している。

専門家チームが提供するロードバンク装置は、100kW規模のACロードバンクから6,000kVA規模までの抵抗試験に対応し、500Vまでの電圧に対応するDCロードバンクも用意している。携帯デバイスやノートパソコンを使用した遠隔試験が可能で、試験データの収集と証明書発行にも対応する機能を備えている。

ロードバンクサービスの機能まとめ

ロードバンクサービスの詳細はこちら

ロードバンクについて

ロードバンクとは、発電設備やUPSシステムなどの電力機器の性能を検証するための熱負荷試験装置のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 電力機器に人工的な負荷をかけて性能を検証
• メンテナンス時の動作確認や信頼性評価に活用
• 抵抗負荷と力率可変負荷の試験に対応

データセンターの安定運用には、非常用発電機やUPSシステムの定期的な性能検証が不可欠となっている。ロードバンクを使用した試験により、実際の運用環境を模擬した状態で設備の性能を評価し、停電リスクの最小化と生産効率の向上を実現することが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【アグレコジャパン】　データセンターの持続的な成長を支えるロードバンク（熱負荷試験装置）サービスの強化を発表 | Aggreko Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000148001.html, (参照 25-02-18).

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