構造計画研究所とKINCHAKUが大学向けスマートロックソリューションを発表、ウォレットアプリとRemoteLOCKの連携で入室管理を効率化
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PR TIMES より
記事の要約
- 構造計画研究所とKINCHAKUが施設入室管理ソリューションを発表
- RemoteLOCKとウォレットアプリの連携により入室管理が効率化
- QRコード・暗証番号でスマートな施設利用が可能に
大学施設向けスマートロックソリューションの提供開始
株式会社構造計画研究所と株式会社KINCHAKUは、2025年2月27日より大学や専門学校向けのスマートロックソリューションの提供を開始した。RemoteLOCKとデジタルパス「KINCHAKU」を組み合わせることで、ウォレットアプリを活用した入室管理を実現し、施設のセキュリティと利便性の向上を両立させている。[1]
このソリューションはiOSのApple WalletとAndroidのGoogle Walletに対応しており、入室用のQRコードや暗証番号の確認がウォレットアプリ上で完結する仕組みとなっている。施設管理者はクラウド上で柔軟に入室権限を管理でき、物理的な鍵の持ち歩きや受け渡しの手間を大幅に削減することが可能だ。
RemoteLOCKは暗証番号式の直感的な操作性と予約管理システムとのAPI連携機能を備えており、入室履歴の取得やWi-Fi直接接続による安定通信を実現している。通信が途絶えた場合でも暗証番号や物理鍵での解錠が可能であり、施設運営における安全性と利便性を高次元で両立するものとなっている。
新ソリューションの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対応OS | iOS(Apple Wallet)、Android(Google Wallet) |
主な機能 | QRコード・暗証番号による解錠、クラウド管理、入室権限管理 |
通信方式 | Wi-Fi直接接続(オフライン時は暗証番号・物理鍵で解錠可能) |
管理機能 | 入室履歴取得、予約管理システムとのAPI連携 |
ウォレットアプリについて
ウォレットアプリとは、スマートフォンに搭載されているデジタルウォレット機能のことで、様々なデジタルパスを管理できるアプリケーションである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 会員証やチケット、クーポンなどのデジタル管理が可能
- QRコードやバーコードの表示による認証機能
- リアルタイムでの情報更新と通知機能
今回のソリューションでは、RemoteLOCKとKINCHAKUの連携により、ウォレットアプリ上で入室用のQRコードや暗証番号を管理することが可能になっている。従来のような物理的な鍵の受け渡しや管理の手間を大幅に削減し、施設利用者と管理者双方の利便性を向上させることができる。
大学施設向けスマートロックソリューションに関する考察
本ソリューションの導入により、大学施設における入退室管理の効率化と利便性向上が期待できる。特に多拠点に分散した施設運営が一般的になりつつある現状において、クラウドベースの一元管理システムは施設管理者の業務負担を大幅に軽減することが可能だ。
一方で、システムの安定性やセキュリティの維持が重要な課題となるだろう。Wi-Fi通信が途絶えた際のバックアップ機能は実装されているものの、大規模な通信障害や不正アクセスへの対策をさらに強化することが求められる。
今後は、入退室データの分析機能や施設予約システムとの連携強化など、より高度な機能の追加が期待される。また、学生証や職員証との統合により、キャンパス全体のデジタル化を推進することで、より効率的な施設運営が実現できるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「“スマートロック×ウォレットアプリ”学生証の施設利用をスマートに | 株式会社構造計画研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000096978.html, (参照 25-02-28).
- Apple. https://www.apple.com/jp/
- Google. https://blog.google/intl/ja-jp/
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