セキュリティ

SECURITY

公開：2025-03-03

NetskopeがエンタープライズブラウザNetskope Oneを機能強化、SSE統合による企業データ保護とアクセス制御を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NetskopeがエンタープライズブラウザのNetskope One機能を強化
• 統合SSEによる安全なデータアクセスと生産性向上を実現
• 管理されていないデバイスからの企業データ保護を強化

Netskope Oneエンタープライズブラウザの機能強化でセキュリティ向上

セキュリティとネットワーク業界をリードするNetskopeは、2025年2月25日にNetskope Oneエンタープライズブラウザの機能強化を発表した。統合されたセキュリティサービスエッジ（SSE）機能により、管理されていないデバイスや派遣・契約社員による企業データやアプリケーションへのアクセスを安全に保ちながら生産性を向上させることが可能になっている。^[1]

私用端末の業務利用（BYOD）ポリシーや派遣・契約社員の業務要件は、企業データへのアクセスにおいて深刻なセキュリティリスクを生み出す代表的な事例となっている。完全にSSEソリューションに統合されたエンタープライズブラウザによって、クラウドやSaaSアプリへのアクセス管理だけでなく、管理されていないエンドポイントデバイスへのデータ漏洩も防止できるようになったのだ。

Netskope Oneプラットフォームの基盤となるNewEdgeネットワークは、75以上の地域と220以上の国と地域をカバーする高性能なグローバルアクセスを実現している。200以上のローカリゼーションゾーンを持つすべてのグローバルデータセンターでフルコンピューティングを提供することで、世界中のユーザーに安定したサービスを提供することが可能になった。

Netskope Oneエンタープライズブラウザの機能まとめ

セキュリティサービスエッジ（SSE）について

セキュリティサービスエッジ（SSE）とは、クラウドベースのセキュリティサービスを統合的に提供するアーキテクチャのことを指す。以下のような特徴が挙げられる。

• クラウドやSaaSアプリへの安全なアクセスを実現
• ゼロトラストセキュリティの実装を可能に
• 統合的なポリシー管理と制御を提供

SSEはクラウドセキュリティの中核を担う技術として、企業のデジタルトランスフォーメーションを支える重要な要素となっている。Netskopeの場合、SSEソリューションをエンタープライズブラウザと統合することで、より包括的なセキュリティ機能を提供し、企業データの保護と業務効率の向上を同時に実現することが可能になった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Netskopeがエンタープライズブラウザの機能強化を発表　市場をリードするデータセキュリティをさらに強化 | Netskope Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000137550.html, (参照 25-03-03).

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