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ブイキューブ、テレキューブ、TOPPANエッジが全天候型顔認証システムCloakOne Gateを発表、工場や工事現場の入退管理をスマート化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 3社が全天候対応型顔認証システムを発表
  • 工場や工事現場での入退管理に対応
  • TOPPANエッジとテレキューブが開発担当

ブイキューブ、テレキューブ、TOPPANエッジが全天候型顔認証システムを発表

株式会社ブイキューブ、テレキューブ株式会社、TOPPANエッジ株式会社の3社は、2025年2月26日より全天候対応型の可動式顔認証システム「CloakOne Gate」の販売を開始すると発表した。工場やプラントの屋外の通用門、工事現場などの屋外・半屋外での顔認証による入退管理に対応した製品として注目を集めている。[1]

本製品の開発段階では、TOPPANエッジと顔認証サービス「CloakOne Face」の技術を持つテレキューブが担当し、全天候型可動式個室ブース「テレキャビン」のノウハウを活用して製品化に成功した。屋外環境での日光の映り込みや暗所での顔認証の課題を解決し、より厳格な入退管理を実現することが可能である。

両扉型の認証用個室ブースを採用することで、自由に出入りできるオープンエリアと顔認証後に入れるセキュリティエリアの区分を明確にしている。筐体サイズは1200×1200×2418mmと小型で、消防法における可動式個室ブースの基準をクリアし、電気用品安全法に基づいた安全性も確保している。

CloakOne Gateの特徴まとめ

項目 詳細
販売開始日 2025年2月26日
開発担当 TOPPANエッジとテレキューブ
販売担当 ブイキューブ、テレキューブ、TOPPANエッジの3社
製品価格 CloakOne Gate一式:300万円~
設置費用 設置、消防確認委託費用(配送料含む):50万円
導入目標 2026年度までに計20式

顔認証システムについて

顔認証システムとは、人工知能技術を用いて人物の顔を識別し、本人確認を行うセキュリティシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 非接触での本人確認が可能で衛生的
  • ICカードなどの持ち物が不要で利便性が高い
  • なりすましが困難で高いセキュリティ性を実現

工場やプラントの通用門、建築工事現場などでは、従来の申請用紙による来訪者受付や入退管理に課題があった。特に短期間に多数の外部業者が集中して入退館を行うメンテナンス実施時には、申請用紙での受付にかかる処理時間や本人確認の正確性に問題があり、顔認証システムによる効率化が求められている。

参考サイト

  1. ^ 株式会社ブイキューブ. 「ブイキューブ・テレキューブ・TOPPANエッジ 全天候対応型可動式顔認証システム「CloakOne® Gate」を提供開始 | 株式会社ブイキューブ」. https://jp.vcube.com/news/release/20250226-1100.html, (参照 25-03-03).

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