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公開：2025-03-04

SteelSeriesがCAPCOM CUP 11の公式ヘッドセットにArctis Nova Proを採用、プロゲーマーの競技環境向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SteelSeriesがCAPCOM CUP 11の公式ヘッドセットとしてArctis Nova Proを採用
• 選手の練習用およびステージでの対戦に使用される高性能ヘッドセット
• 会場のSteelSeriesブースでストリートファイター6の試遊体験を提供

SteelSeriesのArctis Nova Proがカプコンの世界大会で採用

GNグループが展開するゲーミングデバイスブランドSteelSeriesは、2025年3月5日から9日まで両国国技館で開催される「CAPCOM CUP 11」の公式ヘッドセットとしてArctis Nova Proの採用を発表した。世界大会では全ての出場選手がArctis Nova Proを使用し、練習環境からステージ上の対戦まで一貫した音響体験を提供することになるのだ。^[1]

Arctis Nova Proはプロゲーマーのパフォーマンスを最大限に引き出すように設計された最上位機種である。業界最高水準のオーディオ技術を搭載しており、個々のゲームに最適化された音質設定が可能で、ゲーマーの競技環境を大きく向上させる機能を備えている。

また、SteelSeriesは会場内に特設ブースを設置し、来場者向けに多彩な体験コンテンツを提供する予定だ。ストリートファイター6の試遊や製品展示を通じて、プロ仕様のゲーミングヘッドセットの性能を体感できる機会を設けている。

Arctis Nova Proの主要機能まとめ

Arctis Nova Proの詳細はこちら

パラメトリックイコライザについて

パラメトリックイコライザとは、音声信号の特定の周波数帯域を詳細に調整できる音声処理技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 周波数、帯域幅、ゲインを個別に設定可能
• 特定の周波数だけを正確に調整できる精密な制御性
• ゲーム音声の重要な要素を際立たせる調整が可能

Arctis Nova ProのSonar Audio Software Suiteに搭載されたパラメトリックイコライザは、ゲーマー向けとして世界初の実装となる。個々のゲームに最適な音質調整を可能にし、プレイヤーが重要な音声情報を確実に捉えられるよう支援している。

SteelSeriesのゲーミングヘッドセット戦略に関する考察

SteelSeriesがCAPCOM CUP 11の公式ヘッドセットとしてArctis Nova Proを採用したことは、eスポーツ市場における同社の積極的な展開を示している。プロ選手による実践的な使用は製品の信頼性を実証する機会となり、一般ユーザーへの訴求力を高める効果が期待できるだろう。

しかし、高性能なゲーミングヘッドセットの需要は、eスポーツの普及度や一般ユーザーの購買意欲に大きく左右される。競合他社との差別化や価格戦略の最適化が、市場での成功を左右する重要な要素となってくるはずだ。

今後はAI技術の進化によって、より高度な音声処理や個人最適化が可能になることが予想される。ゲーミングデバイスとしての基本性能を維持しながら、新技術の採用による付加価値の創出が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「CAPCOM CUP 11」の公式ヘッドセットにSteelSeriesヘッドセット「Arctis Nova Pro」採用！ | SteelSeries ApSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000082150.html, (参照 25-03-04).

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