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公開：2025-03-07

NECがDenodo Platformの提供開始、データ仮想統合技術によって企業のDX推進を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NECがDenodo Platformの提供を2025年3月6日より開始
• データの仮想統合によって企業のDX推進を支援
• 自社実践の知見を活かしたプロフェッショナルサービスを展開

NECのDenodo Platform提供によりデータ活用基盤の構築が容易に

NECは企業のDX推進支援を目的として、Denodo Technologies株式会社が提供するデータ統合・管理ツール「Denodo Platform」の提供を2025年3月6日より開始した。Denodo Platformは散在するデータを複製することなく仮想統合することが可能で、エンタープライズ領域向けに安定的で利用しやすいデータ活用基盤を提供することが可能となっている。^[1]

NECは2025中計経営計画の達成とさらなる成長を目指し、自社をゼロ番目のクライアントと位置づけるクライアントゼロの考えのもと社内DXを推進している。Denodo Platformを活用することで基盤の導入工数の最小化やコスト最適化を実現し、その経験を活かした専門的なサポートを提供することが可能となった。

クライアントゼロの実践で得られた知見を集約し、データ活用基盤製品の選定を支援するコンサルティングサービスも展開する。この取り組みによって短期・低コストでのデータ活用基盤導入を実現し、顧客のデータ活用に最適化されたシステムアーキテクチャとロードマップを提案することが可能になるだろう。

Denodo Platformの特徴まとめ

NECのBluStellarの詳細はこちら

データ仮想統合について

データ仮想統合とは、物理的なデータの移動や複製を行わずに、異なる場所に存在するデータを統合的に管理・活用する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• データの物理的な移動や複製が不要で効率的な統合が可能
• リアルタイムでのデータアクセスと更新が実現可能
• セキュリティとコンプライアンスの維持が容易

NECが提供するDenodo Platformはこのデータ仮想統合技術を活用し、企業内に散在する多様なデータの効率的な活用を支援する。BluStellar Scenarioの一環として提供され、戦略策定やDX人材育成とともに、データ起点の意思決定能力向上による経営事業管理の良質化と進化を実現するソリューションとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NEC、散在するデータを仮想化技術によって統合・管理する「Denodo Platform」を提供開始 | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000862.000078149.html, (参照 25-03-07).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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