ビジネススキル

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公開：2025-03-05

特定非営利活動法人事業継続推進機構が2025年3月に事業継続主任管理士試験を実施、企業の危機管理体制強化に向け人材育成を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• BCAOが事業継続主任管理士試験を東京とオンラインで開催
• 2025年3月に5日間の講義と1日の試験を実施
• 企業の事業継続で活躍する人材の育成を目指す

事業継続主任管理士試験で企業の危機管理体制を強化

特定非営利活動法人事業継続推進機構は2025年3月3日から7日までの講義と3月8日の試験からなる事業継続主任管理士試験を東京会場及びZoomオンラインで開催することを発表した。この資格試験は事業継続に関する実務的な専門知識を測定するもので、大規模自然災害や感染症などの危機に対する企業の対応力強化を目指している。^[1]

事業継続主任管理士は自社での事業継続推進の実務を担当でき、事業継続計画・体制の維持管理が可能なレベルの資格となっている。企業間や部門間で事業継続に関する共通概念での相互理解を促進し、必要に応じて事業継続コンサルタントとの連携も可能な人材の育成を目的としているのだ。

受験資格として事業継続准主任管理士または事業継続管理者の資格保持者であることが必要で、BCAOの会員資格も求められている。試験合格後に付与される資格の有効期間は3年間で、毎年所定の継続教育を受講することで3年間の延長が可能となっている。

事業継続主任管理士試験の概要

事業継続主任管理士試験の詳細はこちら

事業継続管理について

事業継続管理とは、企業や組織が災害や事故などの緊急事態に直面した際に、重要な業務を継続または早期に復旧するための経営管理手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 災害や事故による業務中断の影響を最小限に抑制
• 重要業務の早期復旧を計画的に実現
• 組織全体での危機管理体制の構築を促進

事業継続管理士の資格体系は、上級管理士から管理者まで4段階で構成されており、各レベルに応じた専門知識と実務能力が求められている。事業継続管理者の合格者は1,612名に達しており、企業の事業継続マネジメントを担う人材として高い専門性を持つ人材の育成が進められているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【事業継続に特化した専門的資格試験】03月03日(月)～03月07日(金)：講義/03月08日(土)：試験を東京会場及びZoomオンラインで開催≪BCAO認定　第2回事業継続主任管理士試試験≫ | 特定非営利活動法人事業継続推進機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000157046.html, (参照 25-03-05).

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