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公開：2025-03-11

SalesforceがAgentforce 2dxを発表、自律型AIエージェントによる業務フロー最適化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SalesforceがAgentforce 2dxの新機能を発表
• プロアクティブな自律型AIを業務フローに組み込み可能に
• AgentExchangeマーケットプレイスを新たに提供開始

Salesforceが発表したAgentforce 2dxによる自律型AI強化

Salesforceは2025年3月5日、自律型AIエージェントを業務フローに導入するためのプラットフォーム「Agentforce 2dx」を米国で発表した。従来のリアクティブなチャットインターフェースを超え、AIエージェントが常時バックグラウンドでプロアクティブに機能しながら、あらゆる種類の顧客や従業員の新たな業務フローを実現できるようになった。^[1]

Agentforce 2dxでは、開発者向けの新しいローコードおよびプロコードツール群がリリースされ、AIエージェントの構成からテスト、展開までを迅速に行うことが可能になった。また完全無料の環境としてAgentforce Developer Editionの提供が開始され、AIエージェントのプロトタイプ作成やData Cloudの機能を試すことができるようになっている。

さらにSalesforceは、信頼性の高いマーケットプレイス「AgentExchange」を発表し、200社以上の初期パートナーと数百種類のすぐに利用可能なアクションを備えた状態でローンチされた。パートナーは自社のコンポーネントをリストに掲載・販売することで、成長するAIエージェント市場でのシェア拡大を図ることが可能だ。

Agentforce 2dxの主要機能まとめ

自律型AIについて

自律型AIとは、人間の監視なしに自律的にタスクを実行し、意思決定を行い、ワークフローを最適化できる次世代の人工知能技術を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 手動のプロンプトや厳格なプログラミングが不要
• ライブデータに基づいた動的な対応が可能
• ビジネスニーズの予測と自動的なアクション実行

従来型のAIチャットボットとは異なり、自律型AIは進化するビジネスニーズに動的に対応することができる。Salesforceが発表したAgentforce 2dxによって、企業は自律型AIをアプリケーションや業務フローにシームレスに統合し、単なるアシスタントではなく実際に行動を起こす存在として活用することが可能になった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Salesforce、デジタル労働力を企業全体に拡張するための新機能を備えた「Agentforce 2dx」を発表　あらゆる業務フローにプロアクティブな自律型AIを組み込み、マルチモーダルな体験を創出 | 株式会社セールスフォース・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000041550.html, (参照 25-03-11).

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