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公開：2025-03-11

KDDIが大阪・関西万博向けバーチャル未来都市を構築、αUプラットフォームで4月から提供開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• KDDIがバーチャル未来の都市を4月13日に提供開始
• メタバース・Web3サービス「αU」上で未来都市を実装
• 協賛9社と共創し人間中心の都市空間を構築

KDDIがメタバース上に未来都市を構築、大阪・関西万博の体験を仮想空間で実現へ

KDDIは2025年日本国際博覧会の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」をメタバース・Web3サービスプラットフォーム「αU」上に実装した「バーチャル未来の都市」を2025年4月13日より提供開始する。この仮想空間では「自分たちの生きていたい未来を考える」をコンセプトに掲げ、人間中心の未来都市が展開される。^[1]

空想地図作家の今和泉隆行氏の監修のもと設計された2030年代の近未来都市空間では、環境問題や人口減少などの社会課題に対する協賛各社のソリューションが実装されている。参加者はアバターを介して都市空間を散策し、特別デザインのNFTを獲得できる「ミライリサーチ」を体験することが可能だ。

さらに日立とKDDIによる共同展示「Mirai Theater」のバーチャル体験も提供され、万博会場外からもアプリを通じて未来都市の体験が可能になる。このサービスは一部コンテンツを除き無料で利用でき、多様な価値観を反映した未来の都市像を体験できる場となっている。

バーチャル未来の都市の概要

メタバースについて

メタバースとは、仮想空間上に構築されたデジタル世界を指し、ユーザーはアバターを介して様々な活動や体験が可能となる技術やサービスの総称である。以下のような特徴を持つ。

• 現実世界とは異なる3D空間での没入型体験を提供
• アバターを通じた他者とのインタラクションが可能
• 独自の経済圏やコミュニティの形成が可能

KDDIの「バーチャル未来の都市」では、メタバースの特性を活かし、Society 5.0が目指す人間中心の未来都市を仮想空間上に実装している。環境問題や人口減少などの社会課題に対する解決策を、アバターを介して体験的に学ぶことができ、現実の都市づくりへの示唆を得ることが可能となっている。

参考サイト

1. ^ KDDI. 「大阪・関西万博「バーチャル未来の都市」を提供 | KDDI News Room」. https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-490_3764.html, (参照 25-03-11).

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