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コンガテックが新型COM Expressモジュールを発表、インテル Core Ultra搭載で99 TOPSのAI性能を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

コンガテックが新型COM Expressモジュールを発表、インテル Core Ultra搭載で99 TOPSのAI性能を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • コンガテックが新COM Express Compactモジュールを発表
  • インテル Core Ultra搭載で最大99 TOPSのAI性能を実現
  • 5年間の長期供給保証でハイパフォーマンス用途に対応

コンガテックが新型COM Express Compactモジュールconga-TC750を発表

コンガテックは2025年3月11日、インテル Core Ultra Series 2プロセッサーを搭載した新しいCOM Express Compact Type 6モジュール「conga-TC750」を発表した。このモジュールは最大99 TOPSという高いAIパフォーマンスを実現し、メディカルやロボティクス、インダストリー向けのアプリケーションで活用が期待される。[1]

新製品conga-TC750は、「Lion Cove」PコアとSkymontEコアにより最大16コア22スレッドの処理能力を持ち、最大77 TOPSのiGPU性能と13 TOPSのNPU性能を組み合わせることで圧倒的なAI処理性能を実現している。既存のCOM Express Compactプラットフォームユーザーは、最小限の開発労力で迅速なアップグレードが可能だ。

新モジュールは最大128GBのDDR5メモリーと1TBNVMe SSDをサポートし、2.5GbEポートやPCIe Gen 4/5レーン、USB4など豊富な接続オプションを提供している。オペレーティングシステムとしてWindows 11Linux、Yoctoなどに対応し、Real-Time Systemsのハイパーバイザー機能も利用可能となっている。

conga-TC750の主な仕様まとめ

項目 詳細
プロセッサー インテル Core Ultra Series 2(最大16コア22スレッド)
AI性能 最大99 TOPS(GPU:77 TOPS、NPU:13 TOPS、CPU:9 TOPS)
メモリー DDR5最大128GB(6400 MT/s)
ストレージ NVMe SSD最大1TB
ネットワーク 2.5GbE(TSNサポート)
対応OS Windows 11Linux、Yocto他
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TOPSについて

TOPSとは「Tera Operations Per Second」の略称で、1秒間に実行できる演算処理量を表す単位のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 1秒間に1兆回の演算処理が可能な性能を1TOPSと定義
  • AI処理性能を評価する際の重要な指標として使用
  • 数値が大きいほど高速な演算処理が可能

conga-TC750のTOPS性能は、GPUが77 TOPS、NPUが13 TOPS、CPUが9 TOPSを実現し、合計で99 TOPSという高い処理能力を持つ。前世代のMeteor Lakeと比較してGPU性能が18 TOPSから77 TOPSへと大幅に向上しており、AIワークロードの処理能力が格段に進化している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「コンガテック、新しい COM Express Compact モジュールを発表 | コンガテックジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000081061.html, (参照 25-03-14).

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