Receptが銀行口座の個人情報をデジタル証明書として再利用可能な銀行VCサービスを発表、国内初のDID/VC技術活用で本人確認の新たな選択肢に

PR TIMES より
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記事の要約
- Receptが「proovy 銀行VCサービス」をリリース
- 銀行口座の個人情報をデジタル証明書として再利用可能に
- DID/VC技術を用いた国内初の商用サービス
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Receptが銀行VCサービスを発表、DID/VC技術による個人情報再利用が可能に
株式会社Receptは、デジタルIDウォレット「proovy」の新機能として「銀行VCサービス」を2025年3月11日にリリースした。このサービスでは、金融機関に登録された個人情報をデジタル証明書としてスマートフォンに記録し、proovyを介して外部事業者に安全に提示することが可能になっている。[1]
銀行VCサービスでは、金融機関が口座開設時や登録内容変更時に法令や内部規則に従って実施している厳密な本人確認のデータを再利用することが可能となった。このサービスではDID/VC技術を用いてデジタル証明書のデータ規格や発行・検証プロセスを実現しており、国内初の商用サービスとなっている。
2025年3月11日時点で、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行など計9行の金融機関でサービスの利用が可能となっている。生成AIによるディープフェイクや偽装印刷技術の高度化といった社会問題に対応するため、画像解析型の本人確認の段階的廃止が予想される中、新たな本人確認手段として期待が高まっている。
proovy 銀行VCサービスの概要
金融機関 | サービス内容 |
---|---|
対応銀行 | みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、横浜銀行、十六銀行、福岡銀行、十八親和銀行、肥後銀行、熊本銀行 |
主な機能 | 金融機関の個人情報をデジタル証明書として記録・提示 |
技術基盤 | DID/VC技術によるデータ規格と発行・検証プロセス |
特徴 | 国内初の銀行口座紐づき個人情報流通サービス |
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DID/VC技術について
DID/VC技術とは、分散型識別子(Decentralized Identifier)と検証可能な証明書(Verifiable Credentials)を組み合わせたデジタル証明の仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 分散型の識別子システムによる高いセキュリティ性
- デジタル証明書の発行・検証を安全に実行可能
- 国際標準規格に準拠した相互運用性の確保
DID/VC技術は欧米を中心に広く活用が進んでおり、日本でもコロナワクチンの接種証明書やマイナンバーカード機能のスマートフォン搭載で採用されている。今回のproovy 銀行VCサービスでも、この技術を活用することで安全性の高い個人情報の流通と再利用を実現している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「『proovy 銀行VCサービス』リリースのお知らせ | 株式会社Receptのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000139472.html, (参照 25-03-14).
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