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公開：2025-03-14

オルツが日本語LLMインストラクションデータサービスを開始、グローバルAI企業の日本市場展開を効率的に支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• オルツが日本語LLMインストラクションデータサービスを開始
• 日本向けグローバルAI企業の市場展開を包括支援
• APTO社との業務提携で高精度なLLMデータをグローバル展開

オルツが日本語LLMインストラクションデータサービスを提供開始、グローバルAI企業の日本展開を加速

株式会社オルツは、大規模言語モデル開発企業向けに日本語LLMインストラクションデータサービスの提供を2025年3月13日より開始した。経済産業省およびNEDOが推進する国内生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC」に採択され、世界最高性能の日本語言語処理技術の研究を進めており、軽量大規模言語モデル「LHTM-OPT2」では日本語RAGにおいて世界最高精度を達成している。^[1]

近年の生成AIの急速な発展により、各国市場でのローカライズされたAIサービスの需要が高まっている中、日本に法人や開発拠点を持たないグローバルAI企業にとって、質の高い日本語インストラクションデータの収集が大きな課題となっていた。本サービスは日本向けのサービス提供を目指すグローバルAI企業の日本市場進出を効率的に支援することが可能だ。

さらにオルツは本サービスの提供開始にあたり、国内パートナー第一弾としてAPTO社との業務提携を開始している。APTO社のAI開発知見とオルツの高品質な日本語インストラクションデータを組み合わせることで、より効果的な日本向けAIソリューションの開発支援が実現されるだろう。

日本語LLMインストラクションデータサービスの特徴まとめ

オルツの公式サイトはこちら

インストラクションデータについて

インストラクションデータとは、LLMの学習に使用されるデータセットのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 特定のタスクを遂行するための指示と出力のペアで構成
• LLMのユーザー指示への正確な応答能力向上に貢献
• 言語・文化的特性を考慮した高品質な対応を実現

インストラクションデータは日本語LLMの応答品質と正確性向上に不可欠な要素として注目を集めている。日本の商習慣や文化的背景を考慮したAI応答の実現において重要な役割を果たし、開発期間の短縮とコスト削減にも大きく貢献する技術として期待が高まっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オルツ、グローバルAI企業向け日本語LLMインストラクションデータサービスを提供開始 | 株式会社オルツのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000111359.html, (参照 25-03-14).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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