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YAMAPが24時間365日対応の遭難者検索システムを開始、山岳遭難救助の迅速化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

YAMAPが24時間365日対応の遭難者検索システムを開始、山岳遭難救助の迅速化に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • YAMAPが24時間365日対応の遭難者検索システムを開始
  • 警察や救助機関が直接位置情報を検索可能に
  • 山岳遭難の迅速な救助活動に貢献へ

YAMAPの遭難者検索システムが24時間365日体制で救助活動を効率化

株式会社ヤマップは山岳遭難者の位置情報を即時で検索できる遭難者検索システムを2025年3月14日に提供開始した。このシステムはヤマップと登山届協定を締結した警察や救助機関が利用可能で、遭難者の位置情報や移動経路を24時間365日いつでも即時に把握することができるようになっている。[1]

この取り組みの背景には、令和5年における山岳遭難事故が3,126件、遭難者数が3,568人と統計開始以来最多を記録していることがある。従来のヤマップによる遭難者情報提供は土日祝日や営業時間外において社員の有志によって対応されており、増加する遭難事案に対して持続可能な仕組みが求められていた。

また、遭難者検索システムを利用するためには個人情報保護の観点から登山届協定の締結が必要となる。なお、従来の遭難者情報提供依頼フォームによる対応は平日の営業時間内のみとなり、2025年3月28日以降は土日祝日および営業時間外の対応が終了することが決定している。

遭難者検索システムの主な特徴

項目 詳細
システム提供開始日 2025年3月14日
利用可能機関 登山届協定を締結した警察・救助機関
対応時間 24時間365日
提供情報 遭難者の位置情報、移動経路
利用条件 登山届協定の締結、専用アクセス権限の付与

登山届協定について

登山届協定とは、遭難者の個人情報を適切に保護しながら救助活動を効率化するための協定であり、以下のような特徴がある。

  • 個人情報保護の観点から必須となる法的枠組み
  • 警察や救助機関との連携を強化する基盤
  • 専用アクセス権限付与の前提条件

YAMAP遭難ZEROプロジェクトでは、この登山届協定を基盤として警察機関や自治体との連携を拡大している。捜索現場で役立つ機能の提供や遭難事故防止に関する啓発活動を通じて、山岳遭難による死者数ゼロを目指した取り組みを展開しているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「24時間365日対応の「遭難者検索システム」提供開始 | 株式会社ヤマップのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000241.000011352.html, (参照 25-03-15).

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