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公開：2025-03-15

富士急ハイランドとダイナモアミューズメントが没入型VRアトラクションを共同開発、人気アトラクション5つがいつでも体験可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 富士急ハイランドの人気アトラクション5つがVRで体験可能に
• ダイナモアミューズメントと富士急行が共同制作
• 3月14日に「GiGO富士急ハイランド」内にオープン

富士急ハイランドの人気アトラクションがVRとMX4Dで体験可能に

ダイナモアミューズメントと富士急行は、VRとMX4Dを組み合わせた没入型ライドアトラクション「ほぼほぼジェットコースターV」を共同制作し、2025年3月14日にリリースすることを発表した。GENDAのグループ会社であるGiGOと協力し、山梨県に初めて出店する「GiGO富士急ハイランド」のゲームコーナーに隣接して設置される予定だ。^[1]

新アトラクションでは、富士急ハイランドの人気アトラクション「FUJIYAMA」や「ZOKKON」など5つの施設をVRとMX4Dの技術で体験することが可能になる。360度VR映像とMX4Dのモーションシートを組み合わせることで、各アトラクション特有の旋回や横揺れ、回転などの動きを忠実に再現している。

フードスタジアム内に設置されることにより、天候や時間帯に関係なく本格的な絶叫体験を提供することが可能となった。料金は各コンテンツ1回1000円で、ワンデーパスにも対応しており、営業時間は基本的に9:00から18:00までとなっている。

「ほぼほぼジェットコースターV」の概要

ほぼほぼジェットコースターVの詳細はこちら

MX4Dについて

MX4Dとは、米国MediaMation社が開発し、ソニーマーケティングが国内ビジネスを展開するアトラクション型劇場シートシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• シートが前後、左右、上下に動く4D機能
• 風や振動など五感を刺激する特殊効果
• 通常のシアターでは体験できないアトラクション型の体験を提供

富士急ハイランドのVRアトラクションでは、このMX4D技術をVR映像と組み合わせることで、より没入感の高いアトラクション体験を実現している。特にジェットコースター特有の疾走感や爽快感を、天候や時間帯に関係なく体験できる点が大きな特徴となっている。

VRアトラクションに関する考察

VRとMX4Dを組み合わせた新しいアトラクションの登場は、テーマパーク業界に大きな可能性をもたらすものとなっている。従来の物理的なアトラクションと比べて、天候や時間の制約を受けずに運営できる点や、複数のアトラクションを1つの施設で体験できる効率性は、施設運営の新たな展開を示唆している。

一方で、VR機器の装着による体験時間の制限や、実際のアトラクションとの体験の違いによる満足度の差異など、克服すべき課題も存在している。VR酔いや長時間の使用による疲労感への対策、より本物に近い体験を提供するための技術向上が今後の重要な課題となるだろう。

今後はVR技術の進化により、さらにリアルな体験が可能になることが期待される。また、他のテーマパークや遊園地でも同様のVRアトラクションの導入が進み、新たなエンターテインメント市場が形成される可能性も高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「富士急ハイランドの人気アトラクションがVRに！ダイナモアミューズメント、「ほぼほぼジェットコースターV」を富士急行と共同制作 | 株式会社ダイナモアミューズメントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000061580.html, (参照 25-03-15).

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