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公開：2025-04-03

サイバーリンクスが町田市図書館情報システムにマイナサインを導入、マイナンバーカードによる本人確認機能が実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サイバーリンクスがマイナサインを町田市図書館情報システムに導入
• マイナンバーカードによるオンライン本人確認が可能に
• 図書館サービスの利用登録や情報変更が自宅から実行可能

マイナサインと公共図書館サービスiLisfieraの連携機能

サイバーリンクスは町田市図書館情報システムのリニューアルに合わせ、マイナサインを2025年3月25日より運用開始した。マイナサインと公共図書館サービスiLisfieraの連携により、マイナンバーカードを使用したウェブ上での本人確認が可能となり、図書館サービスの利用登録や登録者情報の変更がオンラインで実行できるようになっている。^[1]

公共図書館サービスiLisfieraは貸出管理や返却管理などの基本的な図書館業務を支援するサービスとして、ICタグを活用したセルフ貸出機による図書の無人貸出やウェブ予約機能を提供している。マイナサインとの連携によってスマートフォンとマイナンバーカードを使用した本人確認が可能となり、図書館業務のデジタル化が大きく前進することになった。

町田市の図書館情報システムはデジタル庁が推進するマイキープラットフォームを活用した市民カード化構想に基づいており、マイナサインはマイキープラットフォームと連携した機能を提供している。公的個人認証サービスのプラットフォーム事業者として総務大臣の認定を受けたサイバーリンクスが、安全性の高い本人確認の仕組みを実現した。

マイナサインの主な機能まとめ

マイナサインの詳細はこちら

マイキープラットフォームについて

マイキープラットフォームとは、公的個人認証サービスの機能を活用し、インターネット接続系システムを利用する行政サービスにおいてマイナンバーカードを活用するためのプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• サービスごとに固有のユーザー識別子を提供
• マイナンバーカード利用における安全性を担保
• 複数の行政サービスでのマイナンバーカード活用を実現

マイキープラットフォームはデジタル庁が推進する市民カード化構想の基盤となっており、図書館サービスを含む幅広い自治体サービスで活用されている。PPIDと呼ばれる仮名識別子を使用することで、各システム間でのマイナンバーカードの安全な利用を可能にしている。

マイナサインの図書館システム連携に関する考察

マイナサインと図書館情報システムの連携は、行政サービスのデジタル化における重要な一歩となっている。特にマイナンバーカードを活用した本人確認の仕組みは、これまで窓口でしか行えなかった手続きをオンライン化することで、住民の利便性を大幅に向上させることが期待できるだろう。

一方で、マイナンバーカードの普及率や高齢者のデジタルリテラシーの問題など、システム活用における課題も存在している。デジタル化による利便性向上と従来の窓口サービスの両立を図りながら、誰もが使いやすい図書館サービスを実現していくことが求められるだろう。

今後は図書館サービスにとどまらず、様々な行政サービスでマイナサインの活用が進むことが予想される。マイナンバーカードを活用した本人確認の仕組みが広がることで、行政サービス全体のデジタル化が加速することが期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「サイバーリンクス、町田市図書館情報システムで本人確認サービス「マイナサイン®」運用開始 | 株式会社サイバーリンクスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000076099.html, (参照 25-04-03).
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2. デジタル庁. https://www.digital.go.jp/

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