テクマトリックスがdotTEST 2024.2を販売開始、LLM連携機能の拡張とセキュリティ機能の強化で開発効率が向上
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記事の要約
- テクマトリックスがdotTEST 2024.2の販売を開始
- 静的解析にLLM連携機能が大幅に拡張
- CWE 4.15対応でセキュリティ機能を強化
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テクマトリックスがC#/VB.NET対応の静的解析・動的解析ツールを提供開始
テクマトリックス株式会社は、米国Parasoft Corporationが開発したC#/VB.NET対応静的解析・動的解析ツール「dotTEST 2024.2」の販売を2025年3月27日より開始した。dotTESTは3,000個以上のコーディングルールに基づいてソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点やファイルを横断した処理フローに潜む検出困難なエラーを検出する機能を備えている。[1]
新バージョンでは、既存のOpenAIやAzure OpenAIとの連携機能に加えて、OpenAI REST APIと互換性のあるチャットコンプリーションエンドポイントを持つ任意のLLMプロバイダーのサポートが追加された。差分エディター機能により、AIが推奨する修正内容をその場で確認して直接コードを修正することが可能になっている。
セキュリティ面では、ソフトウェアの脆弱性を識別するためのCWE ver.4.15に対応した静的解析が実装された。専用のダッシュボードとウィジェットを利用して静的解析の結果をPCI DSSやOWASP、CWEなどの基準のリスクスコアリングにマッピングすることで、各基準に則った遵守サマリーレポートや逸脱のレポートをいつでも確認できるようになった。
dotTEST 2024.2の主要機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
LLM連携機能 | OpenAI REST API互換の任意のLLMプロバイダーをサポート |
差分エディター | AIによる修正推奨内容をその場で確認・修正可能 |
VS Code連携 | GitHub Copilot Chatとの連携による具体的な解説機能 |
セキュリティ機能 | CWE 4.15に対応した静的解析とコンプライアンスレポート |
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静的解析・動的解析について
静的解析とは、プログラムを実行せずにソースコードを解析してバグや脆弱性を発見する手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- プログラムの実行前に潜在的な問題を特定可能
- コーディング規約違反や潜在的なバグを自動検出
- セキュリティ脆弱性の早期発見に貢献
dotTESTでは3,000個以上のコーディングルールを基にソースコードを静的に解析し、プログラムの問題点を検出することが可能である。また動的解析機能により.NETアプリケーションの実行中のカバレッジ情報を収集し、テストの抜け漏れを容易に確認することができる。
参考サイト
- ^ テクマトリックス株式会社. 「C#/VB.NET対応静的解析・動的解析ツール「dotTEST 2024.2」の販売を開始 | ニュース | テクマトリックス株式会社」. https://www.techmatrix.co.jp/nc/news/dottest_20250327_newsrelease.html, (参照 25-03-29). 6003
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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