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古野電気が簡易型クラウド遠隔監視カメラFWCを発売、夜間撮影とソーラー給電で監視システムの可能性が拡大

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

古野電気が簡易型クラウド遠隔監視カメラFWCを発売、夜間撮影とソーラー給電で監視システムの可能性が拡大

PR TIMES より


記事の要約

  • 古野電気が簡易型クラウド遠隔監視カメラFWCを発売
  • 夜間撮影に対応したソーラー&バッテリー一体型システム
  • ソーラー給電で7日間以上の無日照動作が可能

古野電気の簡易型クラウド遠隔監視カメラFWCがリリース

古野電気株式会社は河川やため池の監視に最適な簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」を2025年4月に販売開始した。本製品はソーラーパネルと内蔵バッテリーを一体化させた小型システムで、電源供給のない場所でも設置が可能となっている。夜間撮影機能を搭載し、暗所でもフラッシュなしでの撮影を実現した点が特徴だ。[1]

システムの特長として、省電力設計により小型ソーラーパネルと内蔵バッテリーだけで長期運用を可能にしており、曇天時でも7日間以上の稼働を実現している。通信機能にはLTEWi-Fi HaLowを採用しており、クラウドを介した遠隔監視システムを構築することができるだろう。

設置面では配線工事が不要で、約3kgという軽量設計により街路灯や既設の単管パイプへの取り付けが容易になっている。専用閲覧サイトでは最新画像の確認に加え、平常時との比較やマスキング機能、タイムラプス機能なども実装されており、監視業務の効率化に貢献する。

FWCの主な仕様まとめ

項目 詳細
サイズ カメラ部:125×125×208.5mm、ソーラー部含む:293×184×268.5mm
撮影機能 1・5・10・60分間隔で静止画撮影、FHD/HD/VGA対応
通信方式 LTE-M/IEEE802.11ah対応
電源仕様 6.8Wソーラーパネル、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー内蔵
動作環境 動作温度:-10℃~50℃、防塵防水:IP66
製品の詳細はこちら

Wi-Fi HaLowについて

Wi-Fi HaLowとはIEEE標準規格802.11ahとして規定された通信規格であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 920MHz帯の周波数を利用する新しい種類のWi-Fi規格
  • IoTデバイスの通信に最適化された設計
  • 様々な分野での活用が期待される次世代通信規格

Wi-Fi HaLowはIoTシステムの通信手段として注目を集めており、FWCでもこの規格を採用することで安定した遠隔監視を実現している。特にクラウドベースの監視システムとの相性が良く、画像データの安定した送信や効率的なデータ管理を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」販売開始 | 古野電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000089783.html, (参照 25-04-12).
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