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クオリカがWebLightVXP15を発売、高性能CPUと長期安定性で産業用途のDXを推進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • クオリカがWebLightVXP15を販売開始
  • 高性能CPUとファンレス構造で信頼性向上
  • Windows 10 IoT Enterprise採用で長期安定性を実現

クオリカが新型ネットワーク情報端末WebLightVXP15を発売

クオリカ株式会社は2025年4月7日、オールインワン型ネットワーク情報端末「WebLight」シリーズの新モデル「WebLightVXP15」の販売を開始した。1998年の発売以来約90,000台の導入実績を持つWebLightシリーズは、液晶・タッチパネル・CPU一体型の端末として製造業や外食産業、小売業、自治体などで幅広く活用されている。[1]

新モデルのWebLightVXP15は、IntelAtomプロセッサー x6212REを搭載し処理性能を大幅に向上させている。ハードディスクレス・ファンレス構造による高い信頼性と長期サポート体制を維持しながら、Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSCを採用することで長期安定性を実現した。

クオリカは初年度で1,000台の販売を目標としており、製造業の生産現場での作業指示・実績収集端末やIoTデバイスと基幹システムのゲートウェイ端末、自治体の情報KIOSK端末などでの活用を見込んでいる。医療機器の操作パネルや受付端末としても展開を予定している。

WebLightVXP15の製品概要

項目 詳細
製品名 WebLightVXP15
価格 398,000円(税抜)
出荷開始時期 2025年5月19日
搭載CPU Intel製 Atomプロセッサー x6212RE
OS Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC (64bit/日本語版)
特徴 ハードディスクレス・ファンレス構造、長期安定性
WebLight製品の詳細はこちら

Windows 10 IoT Enterprise LTSCについて

Windows 10 IoT Enterprise LTSCとは、長期運用が必要な特定用途の端末向けに設計された組み込みOSのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • OSリリースから10年間の長期サポートを提供
  • 機能更新を制限し安定性を確保
  • 産業用端末に最適化された設計

WebLightVXP15で採用されているLTSCは、受付端末や生産ライン制御など長期運用が必要な特定用途の端末向けに設計されている。OSリリースから10年間機能が更新されず一定に保たれるため、システムの長期安定運用が必要な産業用途に適している。

参考サイト

  1. ^ クオリカ株式会社. 「クオリカ、オールインワン型ネットワーク情報端末の新モデル「WebLightVXP15」を発売~高い信頼性とパフォーマンスの向上で、企業のDXを推進~ | クオリカ株式会社」. https://www.qualica.co.jp/news/20250407.html, (参照 25-04-09).
  2. 4822
  3. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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