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ONE DEJIMAがmultibookを採用、グループ4社の会計業務を一元管理しグローバルBPOサービスを展開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ONE DEJIMAがmultibookを採用、グループ4社の会計業務を一元管理しグローバルBPOサービスを展開

PR TIMES より


記事の要約

  • ONE DEJIMAがmultibookを会計システムとして採用
  • ONEグループ4社の会計業務を一元管理へ
  • グローバルBPOサービスの展開を推進

ONE DEJIMAが会計基幹システムとしてmultibookを導入

株式会社マルチブックは、Ocean Network Express(ONE)の子会社であるONE DEJIMA株式会社が、グローバルクラウドERP「multibook」を会計システムとして採用したことを2025年4月15日に発表した。ONE DEJIMAはONEのシンガポール本社の中核業務を担う企業であり、新規事業としてONEの国内外グループ4社の会計業務の受託を開始することになった。[1]

ONE DEJIMAは2023年12月にONEが長崎市に設立した会社で、シンガポール本社から人事・会計・市場調査・戦略立案などの専門性の高い業務を受託している。「長崎から世界を支える」を企業ミッションとし、かつての出島のように多様な能力と人々が一つになり、長崎の地から新たな価値を創造することを目指している。

グローバル競争が激化する中、業務プロセスの効率化・標準化は企業にとって喫緊の課題となっており、ONE DEJIMAは多国籍企業の業務に特化して設計されたmultibookを採用することでBPOプラットフォームの構築を推進する。リアルタイムな財務・会計データの可視化とグローバル拠点間での迅速な共有が可能になり、各国の規制に準拠した財務管理の一元化を実現する。

multibookの主要機能まとめ

項目 詳細
対応言語 日本語、英語、タイ語、ベトナム語など12カ国語
導入実績 33ヵ国・600社以上
主要機能 会計、ロジスティクス、固定資産管理、リース資産管理
対応業種 製造、商社、飲食、建設など多業種
特徴 2027年4月1日以降の新リース会計基準に対応
multibookの詳細はこちら

出島組織について

出島組織とは、本体組織から何かしらの形ではみ出して新しい価値を生むことを求められる組織を指す造語である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 本体組織とは異なる独立した運営体制
  • 新規事業や革新的な取り組みの創出
  • 柔軟な意思決定と迅速な事業展開

ONE DEJIMAは出島組織として、ONEグループの中核業務を担いながら新たな価値創造を目指している。親会社からスピンオフして独自のサービス展開を行うことで、より高度な専門性と付加価値の提供を実現することが期待されている。

multibookのグローバルBPO展開に関する考察

ONE DEJIMAのmultibook導入は、グローバル企業における業務効率化の新たなモデルケースとなる可能性が高い。特に多言語対応と各国の会計基準への準拠は、国際展開を進める企業にとって大きな価値を持つものであり、今後のグローバルBPO市場における重要な差別化要因になるだろう。

ただし、異なる国や地域での会計基準の違いや、データセキュリティに関する各国の規制対応など、クリアすべき課題も存在している。これらの課題に対しては、AIやRPA技術の活用による業務の自動化や、より高度なセキュリティ対策の実装が求められるだろう。

ONE DEJIMAとmultibookの協業は、グローバルBPO市場における新たなスタンダードを確立する可能性を秘めている。地方都市から世界に向けてサービスを展開するという新しいビジネスモデルは、地域経済の活性化にも大きく貢献することが期待できる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ONE DEJIMA、会計シェアードサービスの基幹システムにmultibook採用 | 株式会社マルチブックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000015843.html, (参照 25-04-16).
  2. 3056

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