セキュリティ

SECURITY

公開：2025-04-16

アトミテックが委託先リスク管理ツールVendorTrustLinkを正式リリース、管理業務の効率化と自動化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アトミテックがVendorTrustLinkを正式リリース
• 委託先リスク管理を自動化・効率化するクラウドツール
• チェックシートの自動送信・回収と一元管理が可能に

委託先リスク管理ツールVendorTrustLinkが正式版として登場

株式会社アトミテックは委託先リスク管理を自動化するクラウドサービス「VendorTrustLink」を2025年4月1日に正式リリースした。このツールは2024年10月からβ版として複数の大手企業での利用実績があり、フィードバックを基に改良を重ねて本格展開に至ったものである。企業の委託先におけるインシデント発生率は過去5年間で約66%に上っており、効率的なリスク管理の重要性が高まっている現状に対応したものだ。^[1]

VendorTrustLinkは委託先管理における重要度や業務種別による絞り込み機能を備え、チェックシートの評価結果を一元管理することで委託先の比較を容易にしている。チェックシートは選択式や自由記述、配点などを自由にカスタマイズでき、画像や動画による証跡提出機能も実装されており、複数の委託先への一斉送信が可能となっている。

アトミテックは本ツールの初年度売上目標を5,000万円に設定し、5年後には5億円規模への成長を見込んでいる。9月までの申し込みであれば初期ユーザー向けの特別価格が適用され、導入前のトライアルも用意されているが、申し込み多数の場合は早期に特別価格での受付を終了する可能性もあるとしている。

VendorTrustLinkの主要機能まとめ

VendorTrustLinkの詳細はこちら

委託先リスク管理について

委託先リスク管理とは、企業が業務を外部委託する際に発生する可能性のある様々なリスクを特定・評価・管理するプロセスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 情報セキュリティやコンプライアンスの観点からの重要性
• 個人情報保護やプライバシー保護規制への対応
• 事業の複雑化に伴う委託先管理の必要性の増大

近年の事業環境において、企業が自社のみで製品やサービスを完結させることは困難になっており、委託先との関係性が増加している。このような状況下で、委託先における情報漏洩やコンプライアンス違反などのインシデントリスクを効率的に把握・管理することは、企業の持続的な成長と信頼性維持のために不可欠な要素となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「委託先リスク管理ツール「VendorTrustLink」が正式リリース | 株式会社アトミテックのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000037919.html, (参照 25-04-16).
2690

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「セキュリティ」に関するコラム一覧「セキュリティ」に関するニュース一覧