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公開：2024-08-26

INFORICHがChargeSPOTのSSP開発を完了、デジタルサイネージ広告の効率向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• INFORICHがChargeSPOTのSSP開発を完了
• デジタルサイネージ広告枠の運用効率が向上
• DSP接続に向けた第一段階の開発を実施

INFORICHによるChargeSPOTデジタルサイネージ広告枠のSSP開発完了

株式会社INFORICHは、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」に搭載されたデジタルサイネージの広告活用拡大を目指し、新たにSSP（Supply Side Platform）の開発を2024年8月26日に完了した。この開発により広告出稿者は時間単位や日単位での広告枠確保が可能となり、ChargeSPOTを介した効率的な広告運用が実現できるようになったのだ。^[1]

ChargeSPOTは全国に約4万4200台（2024年6月末時点）設置されており、サービスの特性上、利用者は貸出と返却の際に必ずバッテリースタンドに接触する。このため、デジタルサイネージには1度のレンタルにつき2回の接触が発生し、多様な業種・業態の店舗や施設に設置されているため、購入接点に近い場所で効果的なターゲティング広告の提供が可能となっている。

INFORICHは今回のSSP開発を、外部とのDSP（Demand Side Platform）接続に向けた第一段階の開発ステップとして位置付けている。DSP接続での提供開始により、広告掲載の効率化を図るとともに、ChargeSPOTの持つリアルなタッチポイントとしての価値を最大限に活用することを目指している。

ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告枠の特徴

SSPについて

SSPとは、Supply Side Platformの略称で、オンラインの広告枠を管理し広告主に自動で販売するためのプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 広告枠の効率的な管理と販売が可能
• リアルタイムな広告取引を実現
• 広告収益の最適化を支援

INFORICHが開発したSSPは、ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告枠に特化したものとなっている。このSSPの導入により、ChargeSPOTの広告枠を効率的かつ広範囲に提供するシステム構築が実現し、多様な業種・業態での広告展開が可能となった。

ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告に関する考察

ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告は、リアルな接点を持つという点で従来のオンライン広告とは一線を画している。特に、購入接点に近い場所での広告展開が可能であるため、消費者の購買意欲を直接的に刺激できる可能性が高く、広告効果の向上が期待できるだろう。

一方で、広告枠の需要が急増した場合、質の高い広告コンテンツの制作が追いつかないという問題が発生する可能性がある。この課題に対しては、広告制作支援サービスの提供や、効果的な広告事例の共有などを通じて、広告主をサポートしていく必要があるだろう。

今後、ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告がさらに進化するためには、位置情報や時間帯などのデータを活用したより精緻なターゲティング機能の追加が期待される。また、広告効果の測定・分析ツールの充実も重要だ。これらの機能強化により、ChargeSPOTは単なる広告媒体から、効果的なマーケティングプラットフォームへと進化していく可能性を秘めている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「INFORICH、「ChargeSPOT」デジタルサイネージ広告枠のSSP開発を完了 | 株式会社INFORICHのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000033521.html, (参照 24-08-26).

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